2023/08/21
先生にほめられた!うれしい
作家とか、作曲とかを勧められた
昨日、夕方に見た病室からの雲が綺麗で、もう少しだけ頑張って生きてみようかなと思った。
他にも色々話したんだけど、言ったらスッキリしてほとんど忘れてしまった。
普段、思ったことを日記に書き留めるといいよと仲良くしてくれた患者さんや先生にも言われた。
過去にそうしてみたことはあるが、じぶんの、あまりに陳腐で面白みのない文章に嫌気が差して、全て捨ててしまった。
それ以来書くことをやめたが、これを機にまた始めてみるのもいいかもしれない。
そのうち、その日記が 南条あやの『卒業式まで死にません』や、二階堂奥歯の『八本脚の蝶』のように書籍化したりしなかったり。。
(すごい願望)
雲のことで、太宰治のこの一文を思い出した。
読んだ当初は、そんなもんで生きられるかボケカスと思っていたが、昨日のあの綺麗な夏の雲を見て、少しだけ理解できたような気がした。
また、その時 桜庭一樹の『赤×ピンク』という本を読んでいた。
あらすじからするに、もう少し、中学生くらいの女の子たちの話だと思っていたけれど、今のわたしに、とてもためになる本だった。
その本には、様々な人生を送っている十九歳~二十一歳までの女の子が登場する。
その本を読み終えた後は、
そんなに気を張ったり、他人と比較したり、わざと自分の首を絞めるようなことをしなくても、何も取り柄がなくても、本当に何も誇れるものがなくても生きていていいんだ、と思った。
それから、その夜は久しぶりに十九歳より、もう少し進んだ先の未来のことを考えた。
診察で言った大それたこと、は先生がメモしてくれていると言っていたので、それを印刷してもらおう。
明日は11:30に診察がある。
お昼ごはんは食べなくても良いのだが、明日のお昼にはココアワッフルが出る、と!
食べたいので、お昼を食べてから退院しようかなと言ったら先生に笑われた。
診察中に、先生がどうして精神科医になったのかと聞いてみたら、理由を話してくれた。
「僕は自分の言葉で患者を救おうとか、そういう大きなことは…」と言っていたけれど、それ以上のことを先生はわたしに、既にしてくれているなと、わたしは思う。
内容がないようだったので、あまり患者にこの話はしないそうなのだが、わたしは聞けてよかったなーと思った。
初見で人を決めつけてしまう癖があるので、ずっと先生はチャラくて、精神科は楽そうだから選んだ、特に理由はない、ウェーイ みたいな人だと思っていたこと、大変申し訳ありませんでした。
そして、生きてね。と言われたこともうれしかった。
他にもわたしにそのような言葉を口にしたり、メッセージをくれたりする人が居るということ、それはすごく幸せで、大切にされていて、愛されているということなんだなと、改めて感謝した。
おわり♩
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