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戯言 2024.6.15

Ladies and gentlemen!

 唐突に始めるけど。自分の夢は色々あった。
 声優とか、漫画家とか? その2つは実力的に自分に無理だと自ら諦めをつけていい思い出となっているのだけれど。
 今の夢は、「小説家」もしくは、絵に携わる仕事がしたくて。
 自分の絵はそこまで上手くないのはわかっているし、そこでのし上がるほど自分に根性と実力と処世術がないのもわかっていて。
 でも、実質それは小説家の方が難しいのだとわかっていて。
 今ショッピングモールを歩けば、図書館を歩けば、何千何万と本が立ち並ぶ中で。
 自分の書く物語が選ばれて、その上で最後まで読んでもらい、楽しかった、良かった、と心に残るようなものになっていけるわけが無い、と、思うんだよね。
 どうしたって自分の人生を変えたのは本や漫画で、煌めく蝶を手の中に捉えてそっと道標にしていたわけで。
 けれどそれを自分が他の人にして行けるわけないと思う。
 自分が書いている文字は、いろいろなところから影響を受けすぎているんだと思う。
 それは昨今致し方ないことだと思う。
 でも、心の底から思い続けて、純度100%自分の、誰からも影響を受けていない言葉なんてどこにあるんだろう?
 影響を受けた作家や才覚人や作品のことはすぐに分かる。
 言の葉の庭、米津玄師、アイドリッシュセブン、3月のライオン、西尾維新、枢やな、カンザキイオリ、傘村トータ、はやみねかおる……
 ずっと心の底で暖かく呼吸を繰り返すこの作家達から受けた影響は、果たして自分の作品に対して""良い""と言えるんだろうか?
 分からない。



 自分は、この間まで公募していた「講談社児童文学新人賞」に作品を提出したのだけど。
 正直言って作品に対する自信はある。
 今の自分の持てる全てを出し切ったと思う。その証拠に、それを書き上げてから自分は二次創作しか書き上げられていない。一次創作になるとどれも何かが違う気がして、足りない気がしてしまって途中で止まってしまう。
 インプットしたものを全て出し切ったからだと思ってる。
 でも、作品への自信と公募への自信は別物だと思う。
 自分の作品が応募群の中を勝ち抜いて、それでいて審査員までたどり着いて、選ばれ、本になるビジョンは見えているようで見えてない。そのビジョンはふわふわのわたあめみたいなものだと思っているからだ。
 現実性に欠けている気がするし、甘いと思うし、ふわっとしたイメージすぎて何となく馬鹿らしいと思っている。
 そんな人間の作品が勝ち抜けるわけが無いというのもそうだろうし、そもそも児童文学なのか、そもそも人受けするものなのかも分からない。
 受かる理由も落ちる理由も分からない。
 自分は不安なんだろうな、多分。
 いつだって今が1番自分が安心している気がする。振り返ってみると安心できていなかったと思うのも、今が安心しているからだ。
 話が蛇行している気がするが、許して欲しい。自分、語るの苦手なんだよな。



 と、まぁ長々語ったが。
 どれもこれも戯言にすぎない。
 これからも似たようなことも戯言も言うだろうからこのタイトルは戯言。
 こんなグダグダした文章をここまで読んでくれた暇人もしくは活字中毒の君。礼を言うよ。

それでは。

2024.6.15



Good night and have a nice Dream!

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