旧約聖書と新約聖書

こんなことを書けば世界の多くの人を敵に回してしまうのですが、はっきり言って旧約聖書は嘘ばかり書いてあります。神は初めに天地を創造して世界や動物を造った後に人間は最後に造られたと言いながら、次の章では初めに人間を作ってかわいそうなので動物を作ったと書いてある。その他にも申命記と他のモーセ五書でも言っていることがチグハグだったり、矛盾だらけの書です。科学的に見れば世界が高々6000年の歴史しかないなんて噴飯物。
一方で、旧約聖書を背景としているはずの新約聖書には、神の子イエスが語ったとされる、この世の真実がたくさん書かれています。その中でも私が、残酷な真実だと思うのは、

持っている人はさらに与えられて豊かになる。 持っていない人は持っているものまでも取り上げられる

マタイ25:29

でしょう。これは、当時も今もこの世界の真理です。そして今私は、これをすごく身に染みて感じています。持たざる者は全てを奪われるのです。新約聖書の神は、この世での救済を約束してくれない。死んだ後に救ってくれると言っている。言い換えれば、この世の不条理を、神は助けてはくれないと言っているようなものです。

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