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「さざなみのよる」

さざなみのよる/木皿泉(河出文庫)

この世に存在していた人たちが作り上げてきたからこその今の生活があると感謝の気持ちがこみあげてきます。今使っている物、食べ物、誰かが作っている誰かが運んでいる、思いを巡らすと関わりのない人なんていないのでした。誰かの意思がありそれが形となり世の中が作られて行く。誰かのおかげさまで生きさせてもらっています。となかなか思うことがないので物語を通して少しでも考えることができました。主人公のナスミは若くして亡くなりますが、ずっとずっと生き続けていました。

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