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学校のクラスメイトにバイナリーオプション(自動売買ツール)で騙されそうになった話

私が実際に合った【詐欺】かもしれない話。
それも最近のこと。

とは言っても
騙されてお金を支払ってからのことや
内面を知っている訳では無いので
本人に「詐欺だ!」と直接言えませんが
検索すれば手口が一緒だったので、多分、詐欺です。


まず当たり前だけど
どんなに仲の良い友達でも先輩でも

具体的なお金の話が出たら、疑え。
そして絶対にお金を借りるな。手渡すな。


ということ。
親から、先生から、友達から、一度は言われる。
言われるんだけど、実際に自分の身に起きないとその言葉の意味は理解できなかった。
私は。


誰でも、すぐ隣を見れば危険な話を拾ってしまう。
もしかすると、冗談でお札1枚を手渡したとき、走って逃げられてしまう可能性だってある。

だから

【自分が大きなお金を払う場面や雰囲気】
になった時点で
その場から逃げるべきです。






...でも騙されちゃう。

分かるよ。

だって皆、自分に同情してくれて陽気で優しいから。

むしろ
「悪い奴に騙されるな!」と自分に真剣に怒ってくれる人の方がうるさいから敵とさえ思ってしまう。


・毎日学校で会う身近な知人や友達だから、何かあったら学校で問い詰めたら良いし...
・出会いが無かった自分にLINEの友達が増えた‼︎
・新しいコミュニティができた〜嬉しい...‼︎


だから、そんな雰囲気になった時点で手遅れなんです。

気持ちは痛いほど分かります。でも

お金を相手に渡すのだけは、絶対に駄目。

お札でも振り込みでも、自分のお金が相手の手に直接触れ、そのまま手に渡ってしまうこと

というのは

もう自分の物ではなくなるということです。

渡した直後でさえ

「やっぱ無理、駄目!お金返して!」

は相手には通用しません。

取り返しがつきません。

最初、ほぼ確実に「ご飯行こうよ」と誘われます。

相手のご好意に甘えます。
こちらは向こうのどんな話もうんうんと優しく聞いて
美味しいご飯をどうせなら腹いっぱい食べてやって
先輩だからよっしゃ奢られるぞ、と思っていたら
案の定、奢られて...笑

そんな厚かましい気持ちで十分。
だって相手は、自分にそれ以上のお金を払って欲しいから。

そして最終的に、相手にお金は払わないこと。
契約しないこと。

そして、帰宅後に無理やり冷静になる
無になるというか。

LINEの連絡も無視して
徐々に、少しずつ疎遠になれば良いと思います。


YouTubeでも、マルチ商法や大学生を狙った投資話の詐欺について多数投稿されています。

繰り返し見て欲しいです。

私もこれは...?と思ったのですが、自分の身に起こったことを直視するのが怖くて、初めは向き合えませんでした。
しかし、何気なく見られるYouTubeの投稿に助けられました。

他にも書く記事はありましたが、最新の出来事ですので、記憶の新しいうちに書き残しておきます。



①バイトの紹介をお願いしたはずなのに


普段、学校の授業はひとりの私。
そんな私に気さくに話しかけてくれたA君。

A君はクラスの中で陽気なキャラです。
誰にでも気さくに話しかけるから、クラスの一員として私にも絡んだのでしょう。

...と思っています。

クラスメイトのA君とは一度飲みに出かけたくらいで
親友でもなければ恋人でもなく、特別仲が良い訳ではありません。
一応、軽く会話はしたのでLINE交換はしたくらい。

私は現在、時給のバイトをしていないので
暇な時間に何かしたいなと思っていたのでした。

すると帰り道に、彼が
先輩から仕事の斡旋(あっせん)して貰っている
という話を聞きました。

同時に、投資の話になりました。
私が株に興味があると言ったからです。

バイナリーオプションが〜と彼は話していたのでしょうが、投資の種類について知識が全くない私は

(自分より歳下の子が投資...?凄いなぁ)
と彼を羨ましく思いました。

だから私は
友達の紹介ですぐにバイトできるなら、面接も簡単で良いなぁと思いました。
彼に「一回、その仕事くれる先輩に会ってみる?」と言われ、一度会うことになりました。



ここからが本題です。
気を付けるポイントを太字と小見出しにしています。

こう考えると、YouTube等で投稿されている経験談は、多少の違いはあれど、大まかな手口は同じだということが分かりました。
ただ、自分と紹介者の関係性や立場で、勧誘の仕方に多少の変化はありますから、そこは注意です。


②スーツ着用

その日私はA君からLINEで

・当日はスーツを着用すること
・メモするためのノートとペン

を持参するように言われました。
スーツ着用と言われても、私はこの話が怪しいものとは思いませんでした。

この時点で
バイトの面接と投資の話を一緒にされていたので
スーツ着用も変な話ではないかと思っていたのです。

しかし

「その人は若くてあなたより少しだけ歳上で会社も経営してて凄い人やねん。だから一応、スーツ着てきてね」

という発言を聞いて
ほんの少し【?】が頭に付きました。


「向こうの先輩は偉い人だから一応、スーツ」
が私には理解できなかったのです。

A君にとっては凄い人かもしれないけど
私にとっては、初対面だからねぇ...偉いも何も...

A君から諸々の話は聞いたけど。
で、貴方一体誰なの?何処の会社の社長?名刺は?

という話ですからね。



③前日確認の後、当日の確認まで

仕事中だったため、A君からの前日確認の電話に出られなかった私。

不在着信の後、前日確認だよとメッセージがありました。

遊ぶ約束などで前日確認する人は私の知人にも居ますし、
私も相手によっては自分から「確認です」と送るので
別に変なことではないのかと思いきや

A君...何で今日だけ前日確認するの???

前回はそんな確認なんて無かったのに。
先輩ってこちらがドタキャンしてはいけないくらい、凄い人なのかと。


また当日、
私はA君に「おはよう」とは送らず、待ち合わせギリギリまで用事を済ませていたのですが
(面倒くさがりなので、仮病で行くのを躊躇っていた)

A君から待ち合わせ少し前の時間に
「起きてるの?」「おーい」と何回かメッセージが来ました。

多分、当日のドタキャンを防ぐためかと。

後で調べたのですが、ドタキャンだけは絶対しないでと懇願されるそうです。

結果、A君は遅れて待ち合わせ場所に到着しました。
彼もスーツでした。


④高級ホテルのラウンジ/先輩は遅れて来る

A君と合流し、そこから先輩との待ち合わせ場所に2人で行くのですが

「先輩は仕事で遅れて来るから先に行って待っててって言われたわ」

とA君が言いました。
待ち合わせ場所は後で調べたのですが

1泊1万5千円以上、三つ星以上の高級ホテル

でした。

今日はそのラウンジを使うようです。
就活生や商談で年配の方々やホテル宿泊者が了解されている高級なラウンジでした。

当然、そこで飲み物をオーダーしたのですが
私はいちばん高い1500円のジュースを注文しました。
それくらい良いラウンジでした。


⑤「俺から先に説明するよ」/ビルゲイツ/バイナリーオプションの知識/今の時代の働き方

先輩が遅れてくるので、先に飲み物を頼んだのですが

「先輩が来る前に、俺から基礎知識について説明するわ」
とA君が言い、私に説明するために紙に書き出しました。

先輩が来るまで1時間半でした。
A君はスマホを確認しながら話をしていました。

そしてA君の話が終わる頃に先輩が来ました。


私がA君から話を聞いたのは

①今の時代の働き方
収入源を多く持つことで、万が一リストラや病気でお金を得られないときに、収入が無くなる危険を防ぐ。
そのひとつが投資であるという話。
この話はタメになった。
※A君に私の月収まで聞かれました。

②バイナリーオプションとエキスパート・アドバイザー
BOとEAの概要とメリットとデメリットを説明された。

③ビルゲイツと4つの働き方
不労所得なのに、普通に労働するより稼げてしまう人たち→俺たちの憧れだよね。一般人の俺たちが簡単に稼ぐには、投資しかないんだと言われました。

↓それらの前置きを踏まえて

バイナリーオプションの勝率を上げるためのシステムを開発したのが先輩だと言われました。

ここで、そのシステムが本当は7〜800万円くらいなのを、50万円で提供してもらえるとA君から言われました。

(ここで私は勧誘というよりは、単純に「え?これって私が払う意味でのお金発生案件なの?」と思いました)



⑥有名ブランドの格好の先輩/話の内容を録音


A君の話がちょうど終わる頃に先輩が来ました。

ちなみに彼から名刺は渡されていません。
会社名も名乗りません。
ですが親と兄弟は全員が公務員だと言いました。
銀行員とか教師とか。

その先輩と呼ばれる人は、誰もが知っているブランドの服を着ていました。
身に付けているものは全部ハイブランドです。
それも誰もが分かるようになのか、ブランドのロゴ付きのセーターでした。

先輩はA君に何処まで説明したかを聞きました。

私はA君からざっくりとしか説明を受けていなかったので、先輩に「理解できた?」と聞かれましたが、はっきりとYESとは言えませんでした。

先輩は、A君の書いた紙に沿ってもう一度説明しました。

そのときに

「僕が説明することが間違っていたら困るから録音するね。お互いのために

と言うようなことを言われました。

初対面で唐突に話を録音すると言うなんていやらしいな...と思いましたが
電話でも品質向上のための通話録音が当たり前の時代だからか、私は心で思うだけで「はい」と頷くだけでした。

ですが、向こうが勝手に録音してくるのなら
こちらも同じく録音しておくべきだなと思いました。

何かあったときのために。


⑦パフォーマンス表/システムの勝率

先輩はパソコンで表とグラフを見せてきました。
パフォーマンス表というそうです。

正直、頭が追いつかず、表の意味が全く分からなかったのですが、+とか−があったので、月のトータルの利益のことなのかなと思いました。

ですが、先輩は私に

「君はお金があるからEAだったら確実だよ」
とEAの画面を見せてきました。
僕はこれで親のお金を増やしたと、取引の画面を見せてきました。


これらの画面はダミー、偽物かもしれません。
良い成果を得られたときのスクショかもしれません。


⑧ねずみ講とマルチ商法の違い

最後に、ねずみ講とマルチ商法の違いを説明されました。
ねずみ講は法律で駄目だけど、マルチ商法は罪にならないと話を受けました。


月にどれくらい稼ぎたい?
今の貯金は幾らあるの?
毎日どうやって過ごしているの?
趣味は何?

こちらの質問を説明の合間に聞いてきます。
ただ、真剣に話は聞いてくれます。

また
先輩がお手洗いに行くタイミングも(これはさすがに勘繰り過ぎでしょうか)なんとなく良すぎるのです。
しっかりパフォーマンス表を見る時間が設けられている。


でも、そもそも
会う時間を前持って明確に定め、お互いが自分の予定を空けて会うのだから、それも初対面で。
大幅な遅刻や長電話はさすがに失礼ではないのかと。
名刺も渡さず、身分も明かさない【先輩】という人。

どんなに有名なブランド物を身に付けていても
若くてお金持ちだとしても
誰もがその人を見てカッコいいな、とはならないよ。

だってまだ【自称】ですから。
口先で言うのは簡単、でもこれじゃ憧れなんて持たれない。

彼が私にした【自分語り】に確証が無いんです。

でも場所がホテルのラウンジとか、高いジュースとか、スーツ着用とかで上手くカモフラージュされている。

でも
そんなに電話対応が忙しいなら
1時間半も遅刻する人であるならば
直接自分の会社に我々を呼べば良いものを、と。

語る場所が、正直身の丈に合っていない。


⑨「もう1人紹介したい先輩がいる」

先輩が帰った後、A君は私に
「あー、めちゃくちゃ緊張した〜!先輩の話、理解できた?この話聞いてどう思った?」
と聞きました。

どう思った...?と聞かれても、どうも言えなくて。

私は
「凄い人やね〜。でも話聞くだけで実際の取引見てないのに50万円は...うーん...」
と答えたように思います。

怪しいとか気味悪いとは思わず言わず、それでも50万円は高いし、バイトの話は軽く流されたしで、うーん。と項垂れていました。

するとA君は私に言いました。

「前話したBさん、ここら辺で遊んどるんやけど、今から会えるって!」

というようなことを言いました。

タイミングがあまりにも良過ぎます。
でも、誰が毎日遊んでいてもおかしくない大きな都市だから、変に思えないんです。

私とA君は歩いてカフェまで行きました。
カフェは学校のすぐ側にあります。

その途中、私はA君にバイナリーオプションについて何度も質問したと思います。
学費50万円をバイナリーで払ったこと、授業の合間にバイナリーでお金を稼いでいること。
賭け金?は1000円なので、金欠の自分でも出来ること。

そんな話を聞き出しながら、カフェに着くと
そこには先輩Bが居ました。


⑩自分と境遇も趣味も似ている先輩B

案の定、もうひとりの先輩Bもブランド主義者でした。
自分より少し上くらいの、若くて話が上手。

そして私と趣味が似ていて境遇も一緒とのこと。

先輩Bは

バイナリーを始めるためにローンを組んだという話
3ヶ月目で元を取った話
それよりもEAの方が確実に稼げるということ

を先程までの話も復習しながら私に説明しました。

この時点で私は疑いもせず、カフェのご飯が美味しいとかこの人たちとの話が楽しいとか、本気でバイナリーを始めようかと考えていました。
50万円を本気で動かす心構えになっていたのです。

ただ...後々思えば
趣味が同じというわりには、バイナリーの話が中心で先輩Bと趣味の話をしたかも覚えていません。
好きなアニメくらい教えてよ。
私の好きなアニメがマイナー過ぎたのかな?

でも
疑いに疑うとすれば

趣味や境遇もあえて自分に合わせたのでは?
共感や同情がしやすいように。
安心感があるから、この人もやっているんだったら全然大丈夫と思えるから。

と思ってしまいました。

あと

クーリングオフ制度

も詳しく教えられました。

8日以内だったら全額返金だから大丈夫と言われました。
私はずっと「うーん」としか言わず悩んでいたので
クーリングオフをしても、それまで稼いだお金もあなたのものだからと契約を押され続けました。



その後、先輩Bと別れ、A君と帰りました。

この時私は「良い話聞けた!」と心の底から思い
バイナリーオプションの契約を本気でやるつもりでした。

A君は私に
契約する日を決めたいから、LINEで空いている日を教えてと言い、その日はそのまま解散しました。

■YouTubeの体験談動画で目が覚めた

私は夜、家に帰ってさっそく身内に

「私、投資の勉強する!!」
「バイナリーオプションって知ってる?」

とルンルンしながら、後日50万円お支払いした後の生活を考えていました。
元を取る為にはシフトに沢山入らなきゃ...とか。

そこで、バイナリーオプションがどういうものか
YouTubeで少し予習しておこうと思いました。


そこでYouTubeでバイナリーと検索すると
ありがたいことに

【バイナリーオプション 詐欺 大学生】

と出てきたので、私は戸惑いました。
視聴数に関わらず、関連動画は上から下までほとんど何度も見返しました。
このときになって初めて、この話はほぼ限りなく詐欺話に近いと、自分の中で確信しました。

実際にA君のバイナリーオプションの取引画面すら見せてもらっていないし

先輩の作った
【システム】=(私からすると)【商品】であるはずのものがどのようなものか

実物を自分の目で確認していないのに
「50万円払って」と言われている状況です。


そう、冷静に考えれば

口先の説明だけで大金を払ってくれと簡単に言える人を、それも初対面なのに、簡単に信用して良いものだろうか。

「でも50万円...」→「分かるよ。最初は怖いよね」
と言われるのですが、その同情は本心なのかという。


それはまるで
「身内にしか教えない場所にある凄く綺麗なお部屋だよ」とだけ言われたまま、何故か内見は頑なにさせてくれず、そのまま契約させられ、後で後悔する感覚でした。


■何度も何度も、必要以上に契約を迫られる

ですがその後、A君から連絡があり
平日でないとバイナリーオプションは起動できないから
平日の空いている日を教えてと言われました。

私は返信せず無視しました。
会話はスクリーンショットしてあります。

スクリーンショットは大切です。
特に【メッセージの送信を取り消しました】を必要以上に頻繁にする相手であるなら尚更。
都合の悪い文章はすぐに消されかねません。

自分を守るために大切な行動だと思います。
第三者に相談するとき、自分が加害者(変な噂を流した人)にならないためにも。
その行動に、気持ち悪さはいやらしさを思う必要は無いと思います。

(これって...投資詐欺かもしれない)

という疑惑が上がった以上、A君の言われるがままでは腹が立つので、私は学校の友達に相談しました。


■学校の先生に相談はするべき。ただし相手への対応には期待できない

学校の友達に相談し、絶対にこの件は学校にも伝えた方が良いと言われ、この一件をまずは電話で伝えました。
友達も投資話を持ちかけられたことがあるそうです。

その後、先生と事務員に直接お話しました。
学校では当然禁止になっているし、学校は生徒の学外でのプライベートに介入してはならないから
だから、相手はやたら学校の外で話をしたがるんです。

A君からは
契約にあたってもう一スーツを着用することと、印鑑と身分証を持ってきて欲しいと連絡がありました。

歳下のクラスメイトの男の子が印鑑とか、そんなことを言うのです。
顔写真付きの身分証は持って無いと言うと
「マイナンバーは1週間で作れるから明日行ってきて」と

なんだか嫌で

あまりにもバイナリーで増えた増えてる、と言う彼に

「今は口先だけで形のある確証が無いし、そこまで私を信用して儲け話をしてくれるなら、あなたの通帳見せて」

と言うと

「あなたは人に自分の通帳見せられる?」

とのこと。
今は休日でバイナリーが出来ないとか、口だけの言葉で申し訳ないとか、でもそれは信用してるから先輩Bを会わせたとか、そんなことしか言わない。

信用してるの言葉を簡単に口にしすぎていて、信用ない。


私は彼を
「人の足元を見ている20代前半の受け子」
いう認識に変わる。


親と先生に相談してみるね、と連絡しました。
その後はA君からの連絡が止みませんでした。

A君は1日中、何度も何度も私に電話をしてきました。
親や先生に相談するのはちょっと待って欲しいと、文章で連絡が来たり、朝から晩まで電話をかけられました。

A君はタイミングが悪く卒業の時期で、授業も残りわずかだったので、退学にはならず。

ただ周りの大人の反応は呆れていました。
やられたらやり返す、目には目を...が通用しない学校。
でも、周りに知らせることは重要だと思いました。

案外、同じ経験をした人が多いんです。
だからそれが詐欺かどうかを客観的に見てくれました。


そしてこの一件が悪いものとされ、彼はもう卒業するにも関わらず先生が面談を行い、親にも注意がいきました。
最終的にどのような対応になったかを教えてくれました。

ただ、私がやりたいと言ったから紹介したと
自分は悪くない
を主張していたそうです。


A君に罰を求めていた訳では無いと表では言うけれど
それでもやっぱり本音は退学を求めてた。


もし本当に詐欺では無かったとしたら、この人のお金の稼ぎ方は凄いな、頑張れ!と絶賛する一方で
詐欺話だったのなら、卒業後の人生は大変険しい道のりだと思います。

「就活はしてない。会社員にはなりたくない。不労所得がいちばん。だから投資で楽に稼ぐ」


そう私に語った大学4年生でもある彼。
本音かは知らないが

誰に対しても失礼極まりない発言だと思います。

他人を巻き込むな。
1人で勝手に利益を得ていろと言いたい。


結局見ることのなかった「先輩の作った50万円のバイナリーオプションのシステム」なんかに頼らず
自力で勉強しお金を賭けて、バイナリーにエントリーして勝ったり負けたりするべきだと思う。


私の中では

未遂だから大丈夫だったでしょ。
とか
直前で違和感を感じてお金を支払わなかったし実害が無いから悪いことをしてないし、許されるよね。

で最後まで通して

しらばっくれて
(詐欺の話かもしれないという)誤解を与えて申し訳ない
と説明すること自体が許せなくて

だから、その時点で犯罪だと思っています。
無かったことにしてはいけない。

今回の件に関しては
嘘かもしれないし本当かもしれない
(誰がどう見ても詐欺だけど)

なんか、成人した男の子がみっともないなぁと
学校で姿を見る度に情け無いなぁと思う。

心の中でそう思うことが
謝りもしない彼に対する怒りを抑える唯一の手段です。


まとめ

私は昔から
人を騙したり、それを全力で隠そうとしたり、他人の前ではしらばっくれる人が嫌いです。

この世の中、正義が全てでは無いですが
嘘を吐く必要もどこかでありますが
他人を利用したり悪者に仕立て上げたり、卑怯なことをする人が大嫌いです。

テレビの番組でも、警察と犯人が登場するドラマや詐欺の特集が胸糞悪くて嫌いで、ずっと避けてきました。

親や友達、他人から幾ら注意されても
正直、耳には入るけど危険だと本気で思わないもの。

自分で調べて、実感して
初めて、お金の大切さや詐欺に対する意識が理解できるようになりました。



でもずっと思うのが

何事も無かったことにしちゃいけない。
泣き寝入りはしちゃいけない。

だから長い文章になりましたが経験を残します。

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