風俗も(一応)やっている自分のお金の使い方と貯め方② お金と自分を天秤にかける
ミニマリストという言葉があります。
私も頭では分かっていたのですが
私はDIYや工作が好きで物を溜め込む習性があるから、ミニマリストとは名乗れないとか
派手な色やデコラティブデザインが好きな人はミニマリストでは無いのだろうか?とか
色々考えてしまいました。
それはモノではなくてデータも。
スマホの写真フォルダなんかもそうです。
頑張って加工した写メ日記の画像なんか特にそう。
被写体が自分だから、投稿したら証拠隠滅(何の)の為に早々に消せばいいのに、何故か消せない。
サブ携帯なんかもはや自分の写真集。
本音を言うと後々の使い回し用だけど、使わない写真はそのお店での思い出の写真として見たりする。
自分の加工技術に感心する為だったりとか、別の意味で。
ちなみに、自分で真顔で加工して投稿していると
他の誰のどんな写真に対しても
可愛いとかえ ろいの目線でそれらを見ることが一切無くなりました。
性的に何も感じなくなったのは、私の性格が別の不要なところに視野広くアレコレと考え込むからでしょうか。
話は逸れましたが
だからせめて
生活態度だけでもミニマムに!と思い
先月は生活水準の意識の置き換えに取り組みました。
今回は
お仕事を始めてから現在に至るまでの
私の金銭と仕事への意識の移り変わりについてです。
①私は何者?何で生きてるの?を再確認
哲学ではありません!
まずはとにかく病まないための意識改革です。
まず
自称:【私は風俗も(一応)やっておりますが学生です】
と接客中や病んだ時に心で名乗り
学生や主婦やパート、何でも良いですが、別の肩書きのパーセンテージを自分の中で大きくすることで
風俗で働く身だから➡︎お金を稼がなくてはならない呪縛
を無くそうとしました。
個人的には凄く効果的でした。
ちょっとだけ、自分のしている職業を否定していることになるのですが、病まないために...
逆も然り。
会社や学校で病んだら、今度は
「私、凄いぞ。風俗で頑張っているんだぞ!」
と風のお仕事を自分の中の大きな踏み台にして、精一杯の勇気付けをしてあげる。
私が病んでいた頃、学校の職員に言われました。
「このお仕事をしているだけで十分立派だよ!凄いことしているんだよ、君は!」
こんな嬉しい一言だってあったのだから。
でもちょっと自分に都合が良い考えでしょうか?
これは金銭の意識の改善のためであり
偏った自分の中の働き方を価値観を改善するためです。
風俗の嬢だから大金を稼がなくては意味がないとか
価値がないとか恥だとか
(1人の人間としての)人気がない
と思って病む必要は全く無いと私は思います。
それは自分のマイナス意識が作り出した思い込みで、勝手な価値観だとようやく気付きました。
でも、お金の余裕は心の余裕というように、ある程度の心の余裕が生まれてこそ、広い視野で自分の価値観を考えられて、寛容的になれるわけで...泣
だから結局、気持ち新たに頑張ろうと思って
いざお店に出勤!となると
お仕事が全く入らなくて涙が出るし
フリーだとお店には大変失礼だけど
なんだよ。所詮私はフリーかよって...落胆する。
その身と時間を売る者の宿命なのかもしれないが、何故だか自分の気持ちが優先する。
「あなた、第一にお金を稼ぎに来たんでしょ?」
→分かってる。分かってるんだけど...でも、結局性的なサービスができれば相手は誰でもいいのね。
「相手はお客さんだよ?恋人でも友達でもないんだよ?あなたは身内でもないお客さんに性 的な欲求以外の何を求めているの?」
→たしかに。たしかにその通りなんだけど...あれ?何で私はこんなに病んでいるの?何に対して悲しいの?
⤵︎
袋小路状態に。
2年間働いて、この考えだけは性格上付きまとい続けるものだと自覚しました。
この気持ちばかりは誰に言われても直らなかった。
どうしようもない。
今のところは。
以前、お客さんや女性から
「待機時間を無くして、予約で埋めて、お金を稼がなくては風俗嬢として価値がない」
と言われたことがあります。
他人から言われること、あるけれども
それが余計に自分を傷付ける言葉なのは間違いないけれど
とはいえ
やはり、このお仕事だから
働くまでの経緯や背景が、それぞれの仕事の仕方に大きく左右させ、身体的にも性格的にもハンデがあって、お仕事を辞めるまでずっとずっと付き纏う。
大丈夫。(根拠はないから自分に向けて言いました)
ゆっくり時間をかけて稼げばいい。
お店変わったって良いし、転々虫でも良い。
皆暇で、皆忙しくて、皆病んでいて、皆お金がない。
自分優先で頑張ることにしました。
1️⃣身内は体の心配、他人は金銭感覚の心配
風俗で働くと金銭感覚が〜とはよく聞く話です。
働くのを反対される理由として
私は他人からは「金銭感覚がバグるから」と言われ続けてきました。
反対に
身内(顔見知りの仲の良い友達や知人のこと)からは
「あなたのメンタルと身体が心配」
と言われました。
その反対を押し切って働いて、得たのはやっぱりお金。
ただ病んではお酒を飲んだりバーのマスターに何度も愚痴を吐きました。
私が実際に働いてみた結果↓です。
やはり感覚が麻痺します、最低でも1年間は。
①働いて得たお金を湯水のように使い果たす
↓
②あるとき「お金を使ってしたあること」が無意味だったとき、何故こんなにお金を使ってしまったんだろうと目が覚める
↓
③貯金/風俗卒業/出稼ぎ のいずれかに目覚める
↓←滞納金があったり借金や奨学金で後から出費が出る
④貯金が少しずつできる
↓
⑤少しずつ着実に貯金ができていく
(お茶もあり、指名で埋まることもあります。病みながら、長期休暇を経ながら、稼ぎの波に慣れていきます)
↓←一難去ってまた一難。後の莫大な出費の可能性が...
⑥借金などを返し終わり、心の余裕を持つための貯金をゆっくり稼ぐことができる。また、節約が好きになり「お金を使わない工夫」に意識が向く。
2️⃣お金の稼ぎ方が違う。なんて知らず...
風のお仕事を始めると、このお仕事は時給制ではないことに気付きます。
「○○さん、お仕事入りましたー」
?どういうことだろう?
仕事って入るものなの?
一対一のサービスなのはなんとなく想像付くけど...
私は訳が分からずスタッフに聞きました。
「この仕事はパートやバイトじゃなくて個人事業主になっているんだよ。だから給料じゃなくて報酬なんだよ」
と教えてくれましたが、3日間お仕事に行き慣れるまではいまいちピンとこず...
風俗=お金がいっぱい稼げる
という世間の前情報だけで乗り込んだので
働き始めはなんだかその働き方に違和感がありました。
ですが、やはり頂くお金の額がこれまでにやってきたバイトと桁外れに違うのと
お仕事が入ればガツンと大きな金額が入り、それが2回3回と続けば、単純計算で今日の報酬額が事前に分かってしまうので、もっともっといけるぞ!とになってしまって
現在に至り...そして...
【今日は○分コース○本入ったから○円の報酬です】
の働き方にだんだんと慣れていきました。
バイト先のその月のシフト表を見て
「今月は週○で○時間シフトに入っているから○万稼ぐことになる。だから生活を切り詰めないと月末ピンチだ」
と思うことも無くなりました。
また、会社の月給制の意識も無くなりました。
就活をすると、お給料が良いところが入社の条件の人もいるかもしれませんが、その考えが無くなりました。
これは個人で経営している美容院やネイルサロンに通い始めると、似た稼ぎ方なのかなと気付きました。
今の私は完全にこの働き方にシフトしており
時給のアルバイトに戻るには時間がかかると思います。
風俗で擦れてしまった自分の心を戻して、何もかもを真っ白に戻す必要もあります。
3️⃣お金より大切なものに出会うときが来る
「お金持ちが偉いとか幸せとかは無い」
と知人の何人かは大学時代にそう言いました。
正直、昔の自分を思い返してみての私の意見としては
それはちょっとだけ綺麗事だなと思います。
私は、お金である程度は幸せになりました。
お金で不幸にもなりました。
それは
お金が繋ぐご縁もあり、お金を稼がないと得られない人生を自分の力で手に入れたからです。
お金で自分の未来を得た。
大きな財産です。
お仕事で得たお金で、自分の少し先の未来への意識を考えるのも大切だなと思います。
それは心の余裕が無いとできないことです。
でも働かない理由ができるまでは
お金に異常なまでに執着して
お金がなかった頃の生活には二度と戻れない。
惨め、哀れ、見窄らしい。
お金が本当に無いのに皆には恵まれていると言われていて、自分しか味方がいなかった頃があったからこそ
二度と戻りたくない。
ただお仕事を嫌でも泣いても続けていたら、何処かでちょっと良い出来事が積み重なっていきます。
これは絶対、保証します。
それは
お客さんからの嬉しい口コミから始まり
コンビニの高いご飯を食べられるようになり
いずれ
運命の出会いかもしれないし
(私も当時は腹を括っていたので結婚を諦めていた)
自分の身体の尊さに気付くかもしれないし
(お金より自分の身体が大切だと思うようになる)
大きなものから小さな出来事まで、全部自分の糧となり
やがて
お金と自分を天秤にかけるときがきて
お金より大切なものを得る
そんな心の余裕が少しずつ生まれる
私は業界で働かないと届かないくらいの目標金額はあるものの、前ほどお金への執着が消えました。
目標金額を貯めたら辞めると、本日、普段お仕事でお世話になっている先生にお伝えしました。
頑張るぞ。
4️⃣風俗を辞めるために風俗で働く
変な言葉かもしれないけれど
他の人の言う「金銭感覚」「普通の仕事をしなさい」はもはや私の心に響かなくなっている。
そう簡単には金銭感覚が戻らないことも知ってて
そもそも始める前に自分で覚悟を決めてるから。
今日の出勤で
「何で働いてんの?普通は皆金のためだよね」
「興味本位が理由でも金もあるんじゃないの?」
「へー全然出勤してないんだ。じゃあ全然稼いでないんだよね。でも月80とか稼いでる人いるよね」
「じゃあ今日の(私の)給料は2万円だね」
実際に若いお客さんに言われた言葉、腹立つね。
同じ【お金】という言葉でも多分きっと重みが違う。
平気で金、金と軽々しく人に聞けるんだな。
本当に悪いのだけど
そのお客さんから得たのはただの【金】だった。
つまり、お客さんは【金】だった。
肉体的な苦痛と我慢の果てに得た報酬金。
なんて尊いのだろう。
擦れるし病むし、確実に涙無しではできなかった、私は。
このお仕事を好きと言う人を羨ましいとは思わない。
私はその気持ちを押し付けられたら全力で逃げる。
暗くなって負の気持ちを持ち続けても良い。
逆に自分がお仕事が凄く順調だったとしても、自分の中で消化する、冷静に淡々と1日を噛み締める。
一刻も早くこの世界から抜け出す為に我慢する。
他の人に心無く触られるなんて、もう散々だ。
多分お仕事を辞める最後の日まで、擦れた気持ちはずっと残っているし、ある一定の人のことは嫌いなままだろう。
(前回の投資詐欺の件もあり、21.22歳の男性が苦手)
「耐える」ということ。今だけ。
私自身も目標金額まではまだまだあるから
残り目安の期間を約1年とも本気で決めていて
4月から学校の新学期も同時に迎えます。
次回はお金の貯め方についてです。
その間に私情を挟むかも。ではね。
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