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(1/4) 広島旅行 2023/11/15-17 高速バス、楽天トラベル、メルパルク広島、お好み焼き


広島でも行くか

4年弱ほど株の生活を経て、「どうもこれは、今安定していると言えるのでは」と思うことができたもので、2023年1月に4泊5日の旅行に行ってきました。
その旅行メモをこのNoteに重い腰を上げて2023/08に書いたあと、当たり前に半年以上、このほぼ夏休みのようで、ほぼ休みのないわけのわからない生活にして、やはり旅行に行ってないことに思いを馳せておりました。その間私は40歳になりました。こんな40歳おるか。
俺を見ろ、そして安心しろ。

わかりあおうぜ…(怒張した男性器に武器をはめ込む)(即ED)。

年初にだけ挨拶のメールを送る程度の関係の友人がおりまして、その人に会いに広島にでも行くことにしました。
なんていうか、人間死ぬじゃないですか突然に。
ほぼつながりが失われた自分にとって、未だ残っている関係の人間には、死が訪れる前にご挨拶くらいしておこうかな、とふと思いました。
とか書くとなんか自殺前夜みたいですけど、別にそういったもんでもなくて、自分くらいにコミュニケーションというものがよくわからなくなっている人間からしますと、「久々(5年ぶり)にご飯でもどうです」という、実際久々に会うに十分な期間が空いたのは、自分から誘うのによい理由な気がしたのでした。

とにかく、11/12に「11/15-17の間広島行くからメシ行きましょう」という内容のメールをお送りして、そのついでに5年ぶりの電話もして、そっから楽天トラベルに突然4万くらいばら撒いて旅行の段取りをしました。

高速バスにみるどうでもよい現代性

旅行は段取りが面倒で死に至る可能性がある

11/17に友人と会う、ということが決定したということは、少なくとも当日そこに生きてたどり着く必要があります。楽天トラベルがなかった場合、ホテルの情報や交通手段の情報をどのように集めて、比較決断をしていたのか想像するだけで蕁麻疹が走りそうですが、家族旅行に行った際はそれに対する感謝もロクに示せなかったことに少々ラグのきつい罪悪感を感じるところであります。
楽天トラベルで決定することだってこんだけおぞましく面倒なんだからよ。

新幹線でも良かったのですが、行き先で気ままに食べ物や観光に金を使う予定なので、「早く便利である」ってことに金を積むのはどうかという気持ちになって、高速バスを予約しました。移動が長いってことは、別にどうしても避けたい苦ではないしな。

ところで、その座席予約の際、イメージとして表示されたのが以下のような画像。

誰が(向かって)左座んねん

予約時はパツパツに座席が埋まっていたわけではなく、上の画像が表示されたら、独り者の自分は当然向かって右の席を予約しますわな。
そもそもバスの詳細には3列独立という表示があったのに、隣り合ってる席なのはどういうことよ、と疑問を持ったものの、だって「詳細(イメージ)」で嘘つく必要もないし…、と実際に乗車してみたら、なんのこっちゃねえ、ちゃんと全座席独立してました。

大阪駅の進化によりバスターミナルと連結
ガラ空きの左側(後ろのほうは勇者が数人座ってた)(宝石入った盾も持ってた)

どの程度の人たちが旅行サイトで予約したかはわかりませんが、とにかく自分と同じように表示イメージを素直に受け取った方々が異様に右窓側に予約を集中させてしまい、これも一つ現代の便利を追求したわりとどうでもいい部類の歪みのように感じました。バスが転倒したらどうすんだ。
左側がけっこうガラガラなのに、右側に異様に座った人が「あ、座席倒していっすかフヒヒ」とかわざわざやってんですよ。それが嫌だから1000円余計に払って独立シート買ったんじゃないの。

広島到着

大阪時点で、出発早々「多分40分遅れて到着予定っす」と、坊主強面ドライバーのアナウンスがあり、実際そのくらいで到着しました。北海道旅行のような冒険感は少ないものの、僕は三半規管が当代一弱いため、また酔い止めにも弱いため、普通に到着時は頭痛やら気持ち悪さでフラフラになっておりました。

加西サービスエリア
高梁サービスエリア
「たかはし」で変換してちゃんとでてくると地名という認識がより立つ

思えばバス内にトイレが設置されているはずなのに、誰も利用している雰囲気がありませんでした。なのでサービスエリアにバスが止まるたびに一応小便をひねり出す作業をしておりました。
バス内のトイレを使用する場合、すっと立ち上がった瞬間から『オッ、ブリバリタイム突入ですか?待ってました!ボウワオ~(法螺貝)』みたいな注目を浴びやすいというのもあって、利用しにくかったのかもしれんですね。僕は単純に前の席だったので立ちあがって向かうのが億劫だったというのもあります。今思ったら高速バスのトイレどんなのか見ておいてもよかった気がする。

どこか

高速バスというものは、駅から駅に2点で繋がっているわけではなく、たいていは降車駅が複数あるため、果たしてどこが便利な地点なのかを、それが旅行先であり土地勘が全く無くとも、とりあえずは決めて降りなければなりません。北海道で学びました。学びましたが全く準備しておりませんでした(ゴミ)。
アナウンスがあってから『そういえば…』って感じで調べてはみたんですけど、まあ最終地点までいっても電車移動すれば終わりなもんで、準備を放棄いたしました。
今回の博打は、広島駅が最終で、その手前に数駅あるといった感じでした。

博打で降りた一つ手前の広島バスターミナル
地名と建物見覚えなさすぎてキレそう

時刻は16:00くらい。広島駅からは路面電車が張り巡らされており、基本どこに行くのにも不便はないものの、高速バスから車酔いと、酔い止めから特有のしんどさをいただいているため、一刻も早くビジネスホテルに突撃して、一旦特有の張り詰めた布団カバーを撫でたり、巨人のサイコロみたいな直方体冷蔵庫を眺めたりしたいところ。移動するにしてもボディバッグに装備を変更したい。
少なくとも広島駅すぐ近くのホテルではなかったという記憶から、広島バスターミナルで適当に降りました。そこに降りたのは自分ひとりだったので、持ち前の気弱さですごく間違えているような気分にもなりました。みんな新幹線に用事あったんだな。

メルパルク広島

紙屋町西駅すぐ近く

市内でだったらなんでもいいや、って感じでつらつらと2泊できるホテルを検索して決めたのですが、結果的にはバスターミナルから3分くらいのところに予約していたようでした。
お値段は立地とかタイミングとかもあって、今まで払ってきたホテル相場よりもうちょい高かったです。素泊まりなのにダブル1泊12000円くらいした。今もうこんなもんなのかね。僕の検索の仕方がまずかったんかしら。
大阪にもメルパルクホールとメルパルク大阪があるけど、まさか自分がメルパルクに泊まる日がくるとは…とちょっと感慨深かったです。なんかのイベントで行ったことくらいしかないよ。

バッテラ上の昆布みたいな光沢してて格好いい
施設は新しいとはいえない感じ
8000円でこんくらいのビジネスホテルあるような気がする
フロア内に氷が無料でもらえる機械が設置されていた
(冷蔵庫の冷えが弱いので実際氷結構もらった)

お好み焼き若貴

家を9時に出発して、広島到着が16時。バス内で事前に買ったおにぎりを軽くつまんでたものの、とりあえず遅めの昼ごはんをいただくことに。
ざっと調べたところ、ホテルから一番近いところに「長田屋」というお好み焼き屋さんがあったのですが、実際行ってみるともう夕方だというのに外まで人が並んでいて断念。並んででもっていうのもそうだし、店内で左右人がいるカウンターでメシ食いたくないという、僕の困った特性が出ました。

その近辺に「若貴」という、一応ネット上に名前も挙がっているお店があったので、そっちに適当に入店。「長田屋」は、建物一つで店を構えていて入りやすいのに対して、若貴は雑居ビルの3Fにあったためか、並びゼロっていうか客ゼロ。実際「入りやすい」ということって、観光客にとってはありがたい話だもんなあ。
16時のお好み焼き屋が混んでなくなったって味や人気に不安がでるような時間帯でもない。ていうかお好み焼きってそもそも個体差作るの無理な食べ物じゃないですか(暴言)。

若貴兄弟が接客してました
接客時張手されました(合意)
貴の息子が靴磨いてくれました(非合意)
スペシャル(1200+税)

広島風お好み焼きを、もう最後にいつ食べたのだかよく覚えてないが、ここんところ家でお好みっぽいもの作っても、横着してウスターやとんかつソースで最後味つけたりしてしまうので、お好みソースの思い切った甘みにちょっとびっくりしました。イカタコは、生から調理しているとのことで、とても柔らかくてお好みとよく合います。おいしい。
卓上トッピングで謎の赤いフレークやらマヨネーズかけて味変しながら楽しみました。多分ここがお好み焼きの天井です。よく考えたらお店で大阪のお好み焼き食べたのもいつか思い出せないので、そっちもいずれ食ってどっちがおいしいのかちゃんと意見持つことにしよう。大阪のが好きです。

徘徊

あとは夜まで町を徘徊しておりました。

なにか
飲み屋多かった
大戸屋は大阪に数店しかないのでレア
っぱウォンツだよなウェルシアとかダセエよな
大阪でも破竹の出店中
多分ソビエトに強く影響を受けている共和国
っぱ村社会だよな個人主義なんてダセエよな

初日終わり

広島のパルコ内でパン特集みたいなのがされていると聞き、今日の晩というか夜食はパン祭り(インディー)じゃい!と思って行ったものの、途中バーガーキング見かけてそっちを夜食としました。

確か広島発祥なのでやむなし

ホテル室内は収納があんまり洗練された位置ではなくて、テーブルで食べるにもテレビを見られる位置に座れないし、ベッドの上に広げてもそもそ食っておりました。
大阪から広島という日帰りも可能な位置関係ではありながら、やっぱこの肉体を移動させようとすると、時間と金がこれだけかかるのかとひっくり返るところです。加えて精神力。俺は移動するんだ、ホテル予約したからには当日まで死ぬわけにはいかんのだ、っていう。
相変わらず、この安全な不自由はそこそこ楽しいのでした。

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