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気がついてくれる人は0.4%でいいと思ってる

0.4%って、圧倒的な成功者の割合
ビジネスの世界全体で0.4%に入るのは上場するより難しいけれど、治療院業界での0.4%はそう難しくないと査定している。

なぜかというと、そこそこ稼いでる人は何かしらの協会とかスクールとかを立ち上げて、業界の人を食い物にしてるだけで、お客様向けのサービスだけの売上で圧倒的な成功を収めている人はほとんどいないから。

美容(エステサロン)の市場規模と鍼灸業界の市場規模が同じという話を、過去の記事でお話ししました。

エステサロン業界は店舗数は5,000店舗、その中で大手といわれるいくつかの会社がチェーン展開をしていて圧倒的な売上を誇っている。

大手では、ジンコーポレーション(ミュゼプラチナム)で売上が319億円。他にも、TBCグループ(エステティックTBC)が売上300億円、シェイプアップハウス(ミスパリ・ダンディハウス)が227億円、ソシエワールド(ソシエ)が162億円、不二ビューティ(たかの友梨ビューティクリニック)が160億円となっている。
M&A Capital.Partners

5,000店舗の中でこれら大手の店舗数を差し引くと、中小零細サロンの数はグッと減る。ミュゼプラチナムだけでもグループ全体で300店舗はあるので。

そういう意味でも
エステサロン業界の中での圧倒的な成功者は0.4%くらいだということが確認できた。

方や同じくらいの市場規模を誇る鍼灸業界
治療院数はなんと6万件!!
個人のエステサロンと違い、全ての治療院が届出を出さないといけないので、年商500万円以下の零細治療院の70%もこの中に含まれている。
零細治療院を除くと、年商500万円以上の治療院 
は3割、18,000件ということになるけれど、70%で普通と思ってるレベルが事業としてはあまりにも低すぎるので、エステサロン業界と同じ基準で考えると最低でも年商1,000万以上くらいが最低ラインだと思った方がいい。(だって、年商1,000万円でも、手元に残るお金が足りないんだもの。その日暮しならいいけど、将来のための貯金なんかをする余裕が無いと思う。廃業したくなければ、ここが最低であることが普通と思ってください。)

開業する人が跡を立たない治療院業界なので、店舗数はどんどん増える。
高齢化により、美容業界よりも将来性は断然有望だけども、集客できない治療院はなぜか美容に走る。
もっと可能性のある市場があるのに、治療院業界という迷路の中で、業界の人たちからしか情報を得ようとしてないので、迷路の外にあるもっと大きな可能性に気がつかないままという状況がよく見える。

今、治療院業界向けのスクールのLPを検索してもらって隅々まで研究してみてるんだけど、「そこじゃない」って思うところばかり。
市場規模は店舗数が増えるから増えるとは思うけど、1店舗あたりの売上は増えるわけがない。
増えたとしても、普通のレベルが低いからそれでも少なくて廃業への道を辿るわけだよね。

たまに立地とかで上手く当たる人はいても、今の客単価では多店舗展開などを目指さないといけないんだけど、従業員の確保とか複数店舗に同じように集客するとかは難しい。

業界ベスト3の治療院チェーンも10億円くらいの売上なので、エステサロン業界大手のような売上には全くもって届かない。ミュゼプラチナムでも1店舗あたり1億円。1億円の売上をあげる店舗を多店舗展開というのが、治療院業界でも目指すべき姿だと思う。

なので、私は治療院業界でこれから圧倒的な成功のベースとなる、1店舗あたり1億円を売上られる治療院を育てていこうと思った。

まずやるべきことは、大手エステサロンと同じようなビジネスモデルを作ること。
そして、そのターゲットはおとな人口80%の40代以上のお客様。
通常エステサロンの顧客層はF1層と言われる20歳〜34歳。(ちなみにミュゼプラチナムはその層の4人に1人の400万人が会員だそうです)
それを考えると、35歳以上の人口の方が7倍以上いるわけなので、もっと上を目指せるかもしれないね。

ってことで、私は全ての治療家の人に気がついて欲しくはない。治療院全体の14万件の0.4%の5600人だけでいいと思ってる。

サムネのメッセージ
気がつくまでは、誰も気がつかない。
誰かが気がついたから、皆が気がついた。


そう、皆んなが気がつく前に、猛スピードで市場を取っていこうではないか!
5,600人もの人が1店舗で1億円を実現する。
それだけで治療院業界全体の市場規模は簡単に倍になるのだよw

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