憶測しか出来ないけどそれを家族につたえるのが仕事。
中の人、この仕事をしていて
「よくそんな所(現場)に行けるね」
と言われた事があります。
こんにちは、レガーロです。
突然ですが「特殊清掃」という言葉を聞いた事
があるでしょうか。
特殊清掃とは、
何らかの理由(自殺、他殺、病死など)で
亡くなられた方の自宅を特殊薬剤により、
殺菌、消毒をして清掃する事を指します。
(その後、清掃しながら同時に「遺品整理」を
していきます)
そう、「孤独死」と言われる現場です。
周囲は閑静な住宅街の場合もあります。
隣で新築の工事をしている事もあります。
子ども達が遊ぶ場所の近くの時もあります。
日常とはかけ離れた場所だと思います。
このような場合に必要な資格が
「事件現場特殊清掃士」という資格です。
中の人、有資格者です。
仕事に必要だから取ったというのもありますが
この資格だからこそ出来ること(作業ではなく)
があると思ったからです。
きっとだれも行きたがらない、
出来れば行きたくない、知りたくない場所だと
思います。だからこそ、私が入る事で
お客様に出来ることがあると思ったのです。
孤独死をしたお部屋だけでなく、
遺品整理をする家も同じですが
どんなに汚れた部屋でも
何を食べていて
何の仕事をしていて
過去に何があって
何の病気があって
何で悩み苦しんでいたか
何を気にして生きていたのか
最後の食事は何だったのかが分かります。
弊社長はよく遺品整理を
「故人様の人生を疑似体験する」
と例えます。
アルバム、手紙、年賀状、お薬手帳
借用書、契約書、領収書
通院履歴、手帳のメモ、日記、走り書き
キッチンの洗い残し、冷蔵庫の中身
ごみの種類、来ていた服、窓から見える景色。
現場にいるからこそ分かることです。
作業をしている時は、
故人様はそのお部屋に居て、
最期の様子を教えて下さいます。
(宗派の違いは今回は抜きにして下さい)
だからどんなに辛くても泣くことは出来ない。
故人様はもっと辛かったと思うから。
涙を堪えながら作業をさせていただく
現場もあります。
きれいに、
安全に、
丁寧に、
怪我無く、
作業を行なうのは当たり前のこと。
私たちが感じ取った思いをご遺族(ご家族)に
お伝えする。それがこの仕事だと思います。
【片付け・ごみ屋敷・遺品整理・特殊清掃】
株式会社Regalo(レガーロ)
福島県郡山市菜根5丁目9-16柳沼ビル2階西
TEL:024-953-6184
メール:ihin.regalo@gmail.com
水曜定休(作業があれば営業)9時~18時営業