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なぜ特殊清掃の写真を掲載しないのか。

いつもご覧頂きありがとうございます。

片付けのプロ 株式会社レガーロです。

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仕事の内容を伝えるとき、

文章だけで伝えるよりも、写真があったほうが

伝わりやすいですよね。

例えば、「溢れるほどのイクラが乗ったいくら丼」

イメージする人により「溢れる」のイメージに違いが

あるため、実際にお店に行ったら、「全然溢れてなかった」

「ホントに溢れてた!!」の違いが出て来ます。

その誤解を無くすために、写真があるとお店に

行く前にどうなのか、が分かりやすいですよね。

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それと同じように私たちの仕事も、

写真で伝えられたら、私たちが普段現場で見ている

景色をそのまま写真に載せて、想いを素直に

全て載せる事が出来たら、もっと多くの事を

伝えられることが出来ると思っています。

しかしそれは現場によって制限を掛けています。

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時々、「ブログに写真載せたら良いんじゃない?」

「怖い物見たさで見に来る人多いと思うよ」

というご意見を頂きますが、

弊社では特殊清掃の写真・動画は掲載しておりません。

(特殊清掃とは、自宅で突然死や自死により

殺菌、消毒が必要な清掃のことを指します)

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特殊清掃が必要な現場

ゴミが捨てられない、片付けられない、という

ゴミ屋敷や遺品整理等の片付けとは全く違う

ものです。部屋の雰囲気、作業手順、緊張感。

作業後はみんな無口になります。

それは散らかっていたからでもないし、

冷蔵庫の中が腐敗していたからでもありません。

「家主の思いが全て伝わってくるから」です。

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特殊清掃は一般的に「事件現場」として扱われます。

そこには一生懸命に生活していた人がいました。

苦しんで悩んで、でも頑張って生きていた人がいました。

その現場をゴミの量や亡くなられた場所を

写真付きで紹介する事が出来ません。ましてや動画で

配信なんてもっとできません。

ご遺族に「動画撮らせていただいていいですか?」

なんて言えません。

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特殊清掃が入る現場の写真は9割以上の方が

見たくないだろうと思います。

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孤独死などの現状を知ってほしい、

身近で起きていること、

伝えたいことは沢山あります。

しかし、私たちスタッフやご遺族だけが

知っているだけで良い事もあります。

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いろんな気持ちがあって

弊社では特殊清掃のゴミの状態や亡くなられた場所の

写真や動画配信はしていません。

表現できる範囲でお伝えしています。

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【特殊清掃、遺品整理のお問い合わせはこちら】

株式会社Regalo(レガーロ)

福島県郡山市菜根5丁目9-16柳沼ビル2階西

TEL:024-953-6184

メール:ihin.regalo@gmail.com

水曜定休  9時~18時営業