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打たれ弱い若者たちと何も言えない大人たち

皆さんこんにちは。

RegaliaGroup株式会社教育部門は、高校受験・大学受験を目指す生徒さんを対象とする学習塾・進学塾である『桜凛進学塾浦和校』を中心に経営している事業会社の教育部門です。

※このnoteはRegaliaGroup株式会社の代表兼オーナーが執筆・更新しています。

教育部門の一事業として、東大・京大・国公立医学部・早慶を始めとした難関大学・学部の受験指導、そして東京都・埼玉県を中心とした首都圏の難関高校受験まで指導する『桜凛進学塾浦和校』の運営をしています。

(※読み方は『おうりんしんがくじゅく』になります。)

タイトルから少し攻めた内容を書いてしまいました。

もう一度タイトルを一緒に確認してみましょう。

『打たれ弱い若者たちと何も言えない大人たち』

果たして書いている私は、
『何も言えない大人たちに』
に分類されるのだろうか??

といったところなのですが、

最初に考慮したいのが、

『若者が悪い!大人が合っている!』

『若者が先進的な考えで全て合っている!大人は老害!!』

などというTwitter(現X)を賑わしそうな文言を書き連ねたいわけでもなく、

『それぞれが相手を少しでも理解し、お互いに直すべきことは直す』

というある意味当たり前のことを両者(と読者)にお伝えしたいです。


【昨今の日本資本の会社のオフィスでの様子】

昨今の世界情勢および日本の雰囲気として、

『職場が悪い!上司が微妙だったら、すぐに逃げろ!退社せよ!転職せよ!』

というような、一方では軟弱で、もう一方では合理的な判断・行動が目立ってきているように思います。

(もちろんブラック労働に代表される理不尽な職場ならば、命と心が壊れる危険性がありますので、すぐに離れるべきだとは思うのですが、、、)

『嫌なことがあったら、すぐに離れるのが美徳』

というような風潮が蔓延りつつあるように思います。

その『嫌なこと』というのが人によって異なるというのを前提に考えたとしても、

今まで過去10年も20年もうまくコミュニケーションを図ってきた人たち(大人たち)がこの現状を捉えると、

『新卒社会人やそれに準ずる人たちと接しにくくなったな、、』

と感じるシーンは日本の多くの場所で観測されているのではないでしょうか。

(今は、大人と子供、大人と若者という二項対立を暗に仄めかしていると考えてもらえれば実感されやすいと思います)

実際に、日本社会のオフィスの様々な場所で、

入社して1ヶ月以内、中には数日で辞める新入社員がいる、という言説が飛び交っていますが、それも上記で少し書いたような、

『嫌なことがあったら、すぐに離れるのが美徳』

の一つの例に見えます。

もちろん離れてはいけないということではなく、

その原因をきちんと明確にすること、

そうしないと辞めていく若手が次の場所に良い形で繋がらないのでは、もしくはその職場が良い形に発展しないのではと思ったりします。

もちろん早い段階で、新入社員に離れられては、そのために活用した経費(コスト)、時間が無駄になってしまいます。

採用に関わった人事部の社員さんが人事部長から叱責を受けるというのも会社によってはあるかもしれません。

すぐに辞めていくということではなくとも、

若手社員が入社して1年くらいで辞めないようにと思っても、

上司が仕事の面で指摘をしたりすると、今度は若手社員からのパワハラや訴訟を恐れることになります。

その結果、冒頭の『若手に何も言えない大人たち』が誕生することになります。

特に人が悩みを抱える一番の原因が『人間関係』とよく指摘されていますので、ベテランと若手、上司と若手は、

『それぞれが相手を少しでも理解し、お互いに直すべきことは直す』

という至極真っ当なことをそれぞれが意識し、尊重していければ、そこにいる多くの方が満足のいく人間関係を構築できると思います。

【昨今の中学生・高校生を見ていると】

ここで話を中学生・高校生に移しましょう。

実際に、目の前で高校生・中学生の学習をサポートしたり、授業を通じて接していると感じることがあるのですが、

『様々な面で二極化が進んでいる』

ということを感じています。

これは学力面だけではなく、それ以上に『意欲面』での二極化が進んでいます。

何かのデータがあるとは思うのですが、最新機器やソフトウェア、アプリなどが発達しているのもあり、意欲のある中高生は周囲の応援者に上手に助言を求めながら、それらを使いこなし、自らの能力向上に活用しています。

学校の成績や模試の成績等も、意欲と密接に絡み、中位から上位の成績に位置しています。

一方で、二極化の下位層、と言っては非常に良くない言い方なのですが、

下位に位置する子たちは、学力面のみならず、

場合によってはそれ以上に大事な『意欲面』でも下位に位置しているという現状があります。

『高校3年生になってから本格的に勉強を始めれば、きちんと1年後の大学受験本番に間に合う』

ならまだ良い方で、

『勉強をやろうと思っても、気力が湧かない。多分できるようにならない』

という場面に出くわすこともあります。

私たちはそのような生徒さんたちにも、

勉強を通じて、自分にできることを少しでも増やしていってほしい、

そうすれば今以上に自信が得られて、生活全般が豊かになる、

と考えています。

目の前の1年間を頑張れることなく受験を迎えてしまうという現状が正に上記の意欲面でも下位層にいるために、

気力もあまりなく、勉強に向かえていない、

むしろ勉強以外のことでも意欲的ではないという姿もあると思います。

勉強面でどこかで挫折を味わってしまったり、できない自分というレッテルを感じてしまうと、学校生活全般で無気力になってしまうこともあると思います。

何かをアドバイスしても、なかなか前向きになれないこともあると思います。

良い成績がなかなか出ない時もあると思います。

だからこそ、少しでも自信をつけてもらえるように、工夫しながら勉強に向かっていってもらうようにしています。

しかし、そういった生徒さんを無理に学習に向かわせることが果たして本人のためになるのかという問いには、究極的には今でも思案中です。

少なくとも塾としての大事な姿勢としては、少しでも勉強を頑張ってもらいたい、第一志望校に合格してもらいたい、受験を通じて自信をつけてもらいたい、などの想いです。

ここまで書いておきながら、桜凛進学塾浦和校の生徒さんはそのような生徒さんは非常に少ないです。

最初は勉強に自信を持てなかったという生徒さんもいらっしゃるのですが、段々とできることが増えていき、自信をつけていったということもありました。
世間一般を見渡すとそのような子たちも多くいらっしゃるのではないかと思います。

しかし、自信を持てている子となかなか自信を持つことができない子たちが将来(と言っても数年後に)は社会人として働きに出ますので、そうなるともしかしたら後者は冒頭の、

『最近の子たちは打たれ弱いね』

などと言われてしまうこともあるのかもしれません。

そんなことを危惧しています。

【桜凛進学塾浦和校の生徒さんは】

桜凛進学塾浦和校の生徒さんたちは、

最初は勉強に自信を持てなかった生徒さんも、ある程度得意な生徒さんもどちらもご入塾されています。

『それまで』自信を持てなかった、としても『これから』勉強で自信を持てるようにしていけば良いのです。

何も心配する必要はありません。

できるようになるまで、自信を持てるようになるまでは、それ相応の努力がいるのはもちろんです。

しかし、勉強時間を無駄にしないためにも、

一度桜凛進学塾浦和校までお問い合わせして頂いて、

今の自分に適した参考書、学習法、勉強計画、ペースなどを的確に掴んでもらいたいです。

うまく実行していただくことで、少しでも成績向上、志望校合格に寄与できたら、私たちも嬉しいです。

ちょうど時期的にも、2月に入りましたので、中学3年生は私立高校受験の真っ只中ですし、高校3年生・既卒生は私立大学の入試に本格的に入っていきます。

先輩たちに続いていってもらいたいです。

本日も読んでいただいてありがとうございます。

こちらは私たち桜凛進学塾浦和校のHPとコラム、ブログになります。
それぞれの更新は社内スタッフと浦和校の講師たちと行っています。
是非ともご覧になってみてくださいね。
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