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Rain Drops On Me On Me
5月19日のヤンマースタジアム長居。天気は雨。
日が暮れ、指先が悴むくらいに寒かったけど、
体に打ちつける雨が不思議と嫌ではなかった。
雨降る中聴いたApril Showerがもっともっと好きになった。
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全てが演出みたいだよね
僕のためのステージみたいでしょ
この日ばかりはどうか晴れてください!
そう期待を込めて何週間も前から確認していた天気予報は当日も変わることなく雨。
会場に着き、どこもかしこも傘、傘、傘
会場付近にいる可愛いCARATを見ながら
この日のために選んだ服も綺麗に整えた髪も全てカッパに隠れてしまうんだよねー、、夜冷え込むから体調崩しませんように
と心の中で思いつつ、水たまりを踏まないように歩いた。
私は隠れてしまうんならお洒落したって意味ない!と諦めてジーパンTシャツのラフスタイルで会場入りしたので、ほんの少し羨ましかった。
会場内に入れば傘!傘!傘!からカッパ!カッパ!カッパ!
以前スタジアム公演で滝行を経験した別グループのオタク先輩方の情報はとても役立った。
本当にありがとうございます。
公演が始まるまでは、雨の強さを心配していたが
彼らが登場した途端全く気にならなくなった。
ソノゴンから幕を開けたコンサートは、もうそれはそれは楽しかった。
ウルシパの大サビでスクリーンいっぱいにメンバーが映し出された時、生演奏のピアノも相まって涙が込み上げてきた。
「泣きたくない」と歌声と共に、わたしもここで「泣きたくない」と涙がこぼれ落ちないように目に力を込めた。あっけなく流れた。
この日のために考えられたセットリスト、演出、
胸を熱くさせる力強い生演奏、そして何よりも13人のメンバーの姿。
ついさっきまで憂鬱に感じていた雨でさえも、
全て演出かのように、まるでこの瞬間のために降ったんじゃないかと思わせるくらい幸せだった。
あの日聴いたApril Shower
私がSEVENTEENを好きな理由を明確にしてくれた。
私は彼らの作る音楽が大好きだ。
億劫な家事や勉強、電車に揺られている時、いつもの道を歩いている時
彼らの音楽を聴くだけでこの日々がこの時が
「特別なんだ」と思わせてくれる。
このリズムが好きだからこの曲が好き。
この歌詞が好きだからこの曲が好き。
今までの私は、「なんでこの曲が好きなの?」と聞かれたらこのように答えていた。
でも彼らの音楽と出会って、
音楽がなくとも過ごせる生活に彩りを与えてくれた。
だからこそ、彼等の作る音楽を真摯に受け止めたいという気持ちがある。
彼等以外の何者も作り上げることができない音楽を誰からも傷つけられず、大事に大事に守りたい。
ただただ純粋に表現したいと思う気持ちを真っ向から受け止めて、大切にしたい。
疲れて苦しくなる時に聴くあの歌も、そっと寄り添ってくれる優しい歌詞も、頑張ってみようかと思わせてくれる曲調も全てが大切だということが
伝わるから。
私の生活に彩りを与えてくれた感謝の気持ちと
何度聴いても色褪せないワクワクした気持ちで
今日もSEVENTEENの音楽と共に過ごそう。
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