【セルフケア】サウナのすすめ
みなさんこんにちは。
仕事において大切なことのひとつ、体調管理。
Re-Fukushiのセルフケアシリーズは、体調管理に関する提案をする記事です。
今回は第1回ということで、私が行っている体調管理方法、「サウナ」をご紹介いたします。
サウナで"ととのう"
みなさんはサウナにどんなイメージを持っているでしょうか。
温泉の一角にある熱い部屋。
おじさんが裸で無言で過ごす監獄。
そんな方も多いと思います。
しかし近年のサウナブームは、おじさんだけでなく若者や女性まで巻き込み、「サ活」という言葉が生まれるまでになりました。
その理由は…"ととのう"という状態にあり、この"ととのう"こそが最高のセルフケアなのです。
ととのうとは
〜サウナ→水風呂→休憩の温冷交代浴〜
熱いサウナ室に入るだけではととのいません。
"ととのう"とは、サウナ→水風呂→休憩を3回ほどくりかえすことで訪れる快感、トランス状態のことを指します。
そう、サ活は、熱い!冷たい!きゅうけい〜、のオンパレードなのです。
なぜこれによりととのうのか。
医学的には、サウナと水風呂の温冷刺激によって、「β-エンドルフィン」「オキシトシン」「セロトニン」の3つの物質が脳内で分泌されるためとされています。
「β-エンドルフィン」は、鎮痛効果や気分の高揚・幸福感が得られる物質です。
「オキシトシン」はストレス緩和、「セロトニン」はうつ症状の改善・精神安定の効果があるそうです。
また、
◯発汗により、体内の老廃物がデトックスされて美肌効果がある。
◯血行がよくなるため、冷え性や、肩こり、腰痛の改善につながる。
◯ストレス緩和、興奮状態の緩和、自律神経がととのう。
◯代謝がよくなり、痩せやすい体質になる。
など、多くの効能があります。
特に交感神経と副交感神経をそれぞれ刺激して優位にすることで、自律神経がととのいます。
身体的にも精神的にも、サウナはセルフケアには持ってこいの方法なのです。
ととのう方法
ここまで読んだあなたは、もうサウナに興味が湧いていると思います。
ととのうとどうなるのか。未知の世界へようこそおいでくださいました。
ととのうための方法をご紹介します。
1.身体を清める。
まずは普通に身体を洗ってください。しっかりと身体を洗って毛穴を開いていくことを清めると呼んでいます。
2.お湯に浸かる。
サウナ室にいきなり入ると身体に負担がかかります。慌てないで。ゆっくりお湯で身体を温めましょう。
3.体を拭いてサウナ室へ入る。
しっかり身体の水分を拭き取って中へ入りましょう。この時サウナ室に敬礼するといいでしょう。
4.サウナ室で10分ほど過ごす。
施設によりサウナ室の温度は若干異なります。90℃が大体の平均です。100℃付近になると熱めのサウナになります。
時間は自分の体調に合わせて調整します。背中の中心まで温まるくらいが目安です。
5.サウナ室を出て、掛け湯(掛け水でも可)をして汗を流す。
水風呂に入る前に汗を流します。急に冷水を浴びるのは危険なので、できればお湯が良いでしょう。冷水を浴びるときは必ず末梢(手足)から冷やしてください。
6.水風呂に30秒から2分ほど入る。
さあ、水風呂タイムです。ここでのコツは、のどまで水風呂にしっかりつかること。最初の10秒くらいは冷たいですが、安心してください。そのまま動かないでいると"羽衣"と呼ばれる薄い温度の膜が体を包みます。
冷水にいるのに温かいという、不思議な感覚に包まれるのです。
水風呂は長く入りすぎると身体に負荷がかかります。気道がスースーしてきたらあがるタイミングです。
7.休憩スペースへ行く
中でも外でも、休憩スペースがあると思います。プラスチックの椅子だったり、ベンチだったり、いいところはリクライニングだったり。身体の水分を拭き取って、5分から10分ほど休憩しましょう。
この、1〜7を3セット繰り返します。
その度に自律神経が刺激され、休憩中に"ととのい"がやって来ます。
身体中に酸素が行き渡り、全体がジンジンしてくる感覚。言葉が出なくなり、多幸感と恍惚に満たされるでしょう。
3セット目にはあなたも立派なサウナーになっています。
サウナに入る時の注意点
サウナはセルフケアの効果がある反面、入り方の注意点もありますので、必ず守りましょう。
◯飲酒や睡眠不足などで疲れがたまっているときは、入る前に十分な休息をとりましょう。
◯サウナの中では、大量の汗をかくため、水分補給が必要です。こまめに水分を取るようにしましょう。
◯サウナから出た後は、ゆっくりと身体を休めましょう。急に動くと、めまいや吐き気などの症状が出ることがあるため、注意が必要です。
自分のペースで、最高のととのいを。
まとめ
働く中で、嫌なことやモヤモヤがたまったときは、汗を流して身体と対話しながらゆったり過ごせばいい。
サウナはそんな場所です。
身近にあるサウナからで大丈夫です。
サウナはあなたを待っています。
ぜひ、体調管理の一つとしてサ活を取り入れてみてくださいね。
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