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#199:テーピングとサポーターの違い

ねんざや筋肉痛になったりした時に用いられる、テーピングやサポーター・・よくスポーツ選手が足や背中に貼って競技や試合に出場しているのを見かけますね。
そんなテーピングやサポーター、普通の人達への痛みのケアにも十分対処できる訳なのですが、どのように使い分けたらよいのでしょうか。

まずはテーピング、これは主に体の故障の際に使用される事が多く、代表的なものは、スポーツテープとキネシオテープなどが挙げられます。この中のスポーツテープは、固定することで故障部位の動きを制限(それによって過剰な動き過ぎによる悪化や再発を防ぐ)し、テープ自体には伸縮性がなく、血管を圧迫しないよう注意も必要で、長時間の連続使用はできません。

対するキネシオテープは伸縮性があり、故障部位の固定が目的ではなく、傷んだり弱ったりしている筋肉に沿って数時間~数日貼ることで、動きの補助をします。

一方、サポーターは痛める前の予防としても、または傷めてしまった際の固定や痛みの緩和の両方に適しています。もちろん、どちらも長所・短所があり、テーピングは的確な効果が期待できる反面、運動学や解剖学等の知識や装着のテクニックが必要ですが、サポーターは痛い部位に専門的な知識やテクニックがなくても誰でも簡単に装着できるアイテムといえます。

どちらもちょっとでも体に痛みや不安がある時は、近くの治療院や接骨院等で貼ってもらいましょう。

古賀 直樹
▼中野坂上治療院のウェブサイト
http://www.nakanosakaueseitai.com

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