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#257:『炭酸』の効果

近頃は、自分で作る炭酸飲料の機械や、炭酸泉などのお風呂に入って健康になろうというのをよくみかけますが、実際に炭酸は健康的にはどうなのでしょう?
炭酸とは簡単にいうと二酸化炭素のことで、分子的にはとても小さく、炭酸ガスは皮膚から入り込むことのできる数少ない物質といわれています。(まぁ、本当は濃度の濃さによっても変わってくるのですが・・)
炭酸が体内に入ると(主に血管に入ると)、まず一時的に酸素不足になるために、脳が「酸素が足りないから何とかして!」と一種の緊急信号を出します。
その結果、血管が広がって血流が増えることで、酸素をとり入れた赤血球のヘモグロビンは体の隅々まで巡り、さらには老廃物も一緒に流れていく・・・故に、(適度な)炭酸の摂取は、『体の活性化』という点ではとても好ましい状態になるという訳なのですその他にも、炭酸水を飲むと胃の粘膜が刺激されて、ぜん動運動が起こって活発になり、便秘の人はお通じが良くなるという報告もあります。
さらに炭酸泉につかるなどの行為は、先にも述べた内容と同じく、毛細血管が開き、血液の循環が良くなる・・・ということらしいです。(諸説あり)

炭酸・・・二酸化炭素だから体にはどうなの?(体から排出されるものだから)・・・っていう先入観っぽいものもありましたが、どうやら体に悪いということはないようなので、機会があったら気軽にこれらの体験をしてみましょう♪

古賀 直樹
▼中野坂上治療院のウェブサイト
http://www.nakanosakaueseitai.com

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