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#77:外反母指趾

足の親指が人さし指側に曲がって、親指の根元が突出するように変形してしまうのが『外反母趾』です。
リウマチなどの病気から起こる場合もありますが、ほとんどの原因は、ハイヒールなどの自分に合わない靴で長時間いたためといわれています。
親指の変形に気がついたら、まずは自分に合わない靴をはくのはやめて、症状が進行しないように注意しましょう。そして入浴後には、両足の親指に太めの輪ゴムを2~3本ひっかけて、かかとをつけたまま足を開いたり閉じたりするストレッチを行いましょう。このストレッチは外反母趾の改善だけでなく、足首から下の疲れに対しても大きな効果があります。


外反母趾に効果のあるツボ療法は次の通り。

1)『行間(こうかん)』・・足の親指と人さし指の股の間。

2)『太衝(たいしょう)』・・行間から足首の方へ指でなぞり、指が止まったところで、骨と骨の間の狭くなったところ。

3)『公孫(こうそん)』・・足の親指の付け根にある膨らみから指の横幅3本分かかとの方へいったところ。

どのツボも指やボールペンの尖ってない方で、足首に向かって2~3分ゆっくりと押すようにしましょう。

古賀 直樹
▼中野坂上治療院のウェブサイト
http://www.nakanosakaueseitai.com

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