#317:食道ガン・・・本人よりも身近な人が・・
花粉症の時期もとっくに過ぎたのに、咳や声がかすれる、さらに胸や食道あたりのつまり感やしみるような感じがする・・・そんな初期症状があると疑われるのが食道ガンです。
過去には、やしきたかじんさん、淡路恵子さんも患っていたのがニュースになりましたが、主に中高年に多く(比率的には男性が多い)、その主な原因は飲酒や喫煙等による刺激にあるといわれていて、先の症状など多くの自覚症状があるものの、実はこの食道ガン、初めはとても気付きにくく、症状をはっきり自覚する頃には、かなり病状が進んでいる・・・ということが多い病だともいわれています。
ただ、諺の『無くて七癖・・』ではありませんが、自分ではなかなかわからないモノも、他の人が見ると気付くという事もあります。食道ガンも、いつも身近にいる奥様やご家族なら、もっと早く気付いてあげられるかもしれません。
例えば・・・
「食べるのが前よりも遅くなった・・」
「食事中に、ノドや胸を(無意識に)押さえている・・」
「水のお代わりが増えた・・」
「ノドがつまったように話しがしにくそう(声がれもある)」 ・・等々、いつもとちょっと違う習慣やクセを見つけたら、迷わず指摘しましょう。
食道ガンの早期発見は、案外簡単なX線と内視鏡でわかるといわれていますので指摘された方も面倒がらずに素直に検診にいきましょう。
重大な事態を免れます。
古賀 直樹
▼中野坂上治療院のウェブサイト
http://www.nakanosakaueseitai.com
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?