反省と気づき(育休をとる話)

近い将来、私は育児休業制度を活用してしばらくの間休みをもらおうとしている。

先日チームのメンバーにそれを伝えたところ、ありがたいことに祝福の言葉をいただいた。
 
しかし今日、改めてメンバーと話す機会があり、
自分がいかに自分本位だったかを痛感させられた。
 
 
メンバーの皆はポツリポツリと本音を話してくれた。
「先行きが見えず、とても不安」
「既存のフォローで手一杯になる未来がみえる
 むしろそのフォローすらも、未経験の業務が多くて
 回せないのではないか」

私の勤めている部署は、チームとは言っても業務がかなり属人化している。
加えて、私より下のメンバーはみな若手で、業務経験が浅い。

以前から業務の属人化について議題には上がっていたものの、「いずれ」「上司が(または誰かが)」解決してくれるものと鷹を括っていた。

自分が育休を取るということばかりに気持ちが向き、それによって周囲に与える影響を自分事として全然捉えられていなかった。

今与えられている業務の責任は私にあるのに、
私は無意識のうちにそれを周りに転嫁しようとしていたのだ。
 
ガツンと衝撃をうけた。
メンバーの支援を任されている立場である私は、メンバーに寄り添う姿勢を見せていなかった。
 
もちろん、育休取得を諦めるつもりは毛頭ない。自身の権利として、しっかり報告して取得するつもりだ。
 
しかし、残された若手のメンバーに私しかできないことがあるはずだ。

それは、上司や会社に対して若手が近い将来に対しどんな恐れ、不安を抱いているかを伝えること、そしてなるべく早く見通しがたつように率先して調整の場を設けることだ。
 

少し整理が出来てきた。
皆が後悔しない道になるよう、今この瞬間から出来ることをやろうと思う。
そして迷惑をかけた分は、あとでしっかりお返しできるようにしたいと思う。
 
 
以上、衝撃と気づきを得られた体験だった。

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