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留学を通して"世界"が身近になる

ニュースで、「コロンビアで新たな大統領が誕生した」というニュースが報じられていました。

このニュースを見て、仲の良いコロンビア人の友人がコロンビアの経済や自分の会社がどうなるかを心配していたことを思い出しました。

その友人の話や、ニュースによると、今回新たに誕生したのは”社会主義”を掲げる大統領。

コロンビアは、ラテンアメリカ諸国の中でもブラジルやアルゼンチンに次ぐ経済規模を誇る国です。
友人の勤める会社は、信託銀行(本人はPrivate Bankと言っていた)で、簡単に言うと、比較的裕福な顧客の資産運用をビジネスとしています。

いわば資本主義のど真ん中で働いているようなものです。

しかし、今回選挙で選ばれたのは「格差是正」を公約とする、社会主義者(マルキシスト?)の大統領。
友人のビジネスは、新大統領の政策の影響を直に受けることになりそうです。

まだまだどうなるかはわかりませんが、帰国後のキャリアを憂いている友人に、

「君は英語とスペイン語を話せるのだから、いざとなれば他の国でも働けるよ」

と、慰めることにしています。
(やはり語学ができるとかなり可能性が広がりますね)

今後のコロンビアの動向に注目です。


それにしても、日本にいたときには、地球の裏側のことなどほとんど気にも留めなかったのですが、今回は友人のこともあり、(NHKに限らず)様々なメディアでコロンビアの新大統領について調べてしまいました。

"コロンビア人の友人"と出会い、仲良くなっていなければ、このニュースに目が留まることはまずなかったでしょう。


この例の他にも、学校では度々いろいろな国の政治や経済の話になることがあり、その関係のニュースがTVやSNSなどで報じられていると、ちょっと気になってじっくり見てしまう自分がいます。

今まで完全に他人事だった世界のニュースが、いろいろな国の友人とつながることによって、ちょっとだけ身近になった気がします。

これも、留学を通して得た一つの自分の変化なのかもしれません。


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