たん

アンテナ(@kyoto_antenna)のライター。文字が好き。だいたい音楽と本と毎日…

たん

アンテナ(@kyoto_antenna)のライター。文字が好き。だいたい音楽と本と毎日と猫の話してる。備忘録と日記を兼ね備えたなんでもnote

最近の記事

いつかの明後日に「何か」はあるのか?

米津玄師の「感電」を聴いた。ドラマとのリンクが凄過ぎて何度聴いても鳥肌が立つ。 それは心臓を 刹那に揺らすもの 追いかけた途端に 見失っちゃうの きっと永遠が どっかにあるんだと 明後日を 探し回るのも 悪くはないでしょう 明日は明確だ。寝ると必ず訪れる。それが良いものであろうと悪いものであろうと目にすることに変わりはない。”明日は必ず来るもの”だからだ。対して、明後日は不明瞭だ。あるのかないのかもわからない。明後日は、誰も見ることすらできない。”見失う”、”どっかにある

    • 毎日に彩りを -着物で華やぐ私の人生-

      「人生、華やぎますよね。間違いなく」  私の問いに、彼女は満開の笑顔で頷いた。向かい合う彼女はツイッターで見ていたよりもずっと親しみやすく、「親戚のお姉ちゃん」と話している気分になる。すらりとした長身に、丈の長いスカートと紫の着物がよく似合っていた。 それは洋服か? はたまたコスプレか? 着物業界の低迷が著しい。  作り手の減少、企業による押し売り営業、安くない値段に、消費者の減少。理由は多々挙げられるが、200年前のように日常使いするには、あまりに現代日本は不向きだ。 1

      • 「私の繭よ。」と有栖川有栖が語ったように

        小学校6年間、所謂「ぼっち」だった私はいまだに人との接し方がわからない。(ただし中高一貫校でできた親友は除く) 初めてアルバイトをしたとき、先輩と何を話せばいいのか分からなかった。結局、うまくいかない人間関係に苦しんで1年で辞めた。大学でできた友人を誘う「遊び」のレベルが分からなかった。ウィンドウショッピング? ランチ? ラウンドワン? 女子らしい遊びをしてこなかったから、振り返ると厄介な遊びの提案をしていたに違いない。新しいアルバイト先の社員さんとどんな距離感で接したらい

      いつかの明後日に「何か」はあるのか?