いつかの明後日に「何か」はあるのか?

米津玄師の「感電」を聴いた。ドラマとのリンクが凄過ぎて何度聴いても鳥肌が立つ。

それは心臓を 刹那に揺らすもの
追いかけた途端に 見失っちゃうの
きっと永遠が どっかにあるんだと
明後日を 探し回るのも 悪くはないでしょう

明日は明確だ。寝ると必ず訪れる。それが良いものであろうと悪いものであろうと目にすることに変わりはない。”明日は必ず来るもの”だからだ。対して、明後日は不明瞭だ。あるのかないのかもわからない。明後日は、誰も見ることすらできない。”見失う”、”どっかにある”、"明後日"……。決して約束されていないワードばかりが散らばったこの曲が示す永遠が何なのか、ぼんやりとぼやけて見えない彼らの行く先を見守っていきたい。