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私的、不安への向き合い方

「ReDesigner for Student 後輩に贈るデザイナー就活応援 Advent Calendar 2022」の18日目🎉🎂🧑‍🎄

みなさんおはようございます、こんにちは、こんばんは。グッドパッチの斎藤です。 私は、普段学生と接する機会はあまりなく、どちらかというと企業の方々と商談や打ち合わせを重ねてReDesigner for Studentに共感してもらい、使っていただき、良き学生と出会ってもらうことに注力している人間です。

ReDSメンバーのストーリーとして、こんな記事など載せていただいているので良かったら。 こういう立場の人間が日々就活と向き合っている学生の皆さんにお伝えできることは何かと考えた時に、やはり自身の経験と重なる部分をお伝えできるのが良いのでは無いかと思い、このタイトルにしました。

諸手を挙げてリスペクト

何のことかというと、皆さんのことです。自分は現職もそうですが、前職、前々職でもデザイナー、クリエイターさんとお付き合いさせて頂く仕事に付いています。
学生時代から社会人2年目くらいはファッションデザイナーの方々と。3年目以降は、インダストリアル業界を中心とした工業デザイナーやCMFデザイナーと。そして現職ではより多岐に渡るデザイナーの方々、そうしたデザイナーの方と一緒に働く人事の方など、自分のキャリアは常にデザイナーさんやクリエイターさんの側にありました。

なぜ好きかは先般の記事に譲るとして、10年前には言語化されていなかったような職種が、ありがたいことに現在では新卒採用の職種として存在し、そうした道に向けて突き進む皆さんは自分にとっては既に眩しい存在であり、デザインという素晴らしいものに心惹かれた素敵なマインドを持った方々であると思っています。

10年後には今、存在していないような職種も、きっと皆さんがデザイン/デザイナーという職種のリミッターを徐々に解除し、拡張することで道を作っていくのだろうと思うと、それだけで勝手にワクワクしていたりします。

就活を迎えている学生さんは不安ですよね

とはいえ、私のこうした勝手な妄想とは裏腹に、多くの学生さんにとって人生初めての就職活動は不安の塊であると思います。初めてのことに不安になるのは当然です。不安に思うってことはそれだけ真剣に自分の将来に向き合ってるってことでもあって、むしろ、がんばっている皆さんを褒めてあげたいです。

不安は2種類ある

自分は常々、不安というものは、自分で何とかできる不安とできない不安にわけることができるのではないかと考えています。
子どものころに感じていた「宇宙人の襲来」とか「幽霊に襲われる」とか「明日の遠足、晴れるかな」とか、そんなものは自分ではどうにもできない類の不安です。一方で、「明日のプレゼン、うまくやれるかな」とか「商談が成功するだろうか」とか、そういった不安は、実は突き詰めていくと「自分でなんとかできる不安」だったりします。

斎藤の考える「不安をなんとかする方法」

モヤモヤした不安の正体を分解してみて、突き止めること。そしてそうならないための打開策を練る。
「〇〇になったらどうしよう(不安)」
→〇〇にならないためにはどうしたらいい?
漠然とした不安を直視するのって、実はけっこうしんどかったりしますが、自分を不安にしているものが何なのか、その正体がわかれば、その不安との向き合い方が見えてきます。
「明日の面接、うまくいかなかったらどうしよう」
→「とりあえず、自己PRだけ見直しておくか」とか。

ここで一気に全力を出し過ぎないのもポイント。不安の根源が「就活がうまくいかなかったらどうしよう」だったとしても、一度にやっつけることはたぶん難しいです。
なので、今日はインターン募集をしている企業1社だけエントリーしてみよう。でもいいと思いますし、ポートフォリオの3ページだけテコ入れをしてみた。プロセスの言語化に関して肉付けしてみた。だけでも良いと思います。

不安にかられて目をつぶっていても時間はどんどん過ぎていくし時間とともに不安が膨らむことすらあります。
だったら、ほんの少しでも何かして、昨日よりも1つ、成功に近づいた自分を褒めて、あとは栄養あるものを摂って寝るのも大事かなと。
ありきたりですが、結局は小さいことの積み重ねが一番の近道だったりするのかなと思います。

最後に

自分が好きなデザイン評論家にアリスローソーンという方がいますが、Design as an Attitude-姿勢としてのデザイン-という本を出しています。
正に、今皆さんが立ち向かっているそのものでは無いかと思います。
「就活」とは人生の中ではほんの一瞬のような短い期間のものだと思います。
ただ、この短い期間で割と重要なことが決まる瞬間もあったりするだろうなとも思います。
とはいえ所詮ただの就活なので、自分がその時失敗してしまった。。。と思ったとしても、5年後には成功だと思えるものかも知れませんし、その程度のものだったりもします。

後悔の無いようにと安易な言葉は使えないなぁと思いつつも、そうした皆さんのデザインへの姿勢をワクワクしながら楽しみにしてくれている企業の方がたくさんいますので、できるだけ高く飛んで挑戦して欲しいと思います。グネって捻挫するくらいがちょうど良いかも知れません。治った頃には笑い話になっていると思います。

北斎の山下白雨のように、一歩一歩嵐の中歩み続けた先はきっと快晴です。
(作者の意図は知りませんが、この絵を見ていつもそう考えるようにしています)

最後まで読んで頂きありがとうございます!明日以降もお楽しみください!

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