令和4年度 横浜国立大学 教育学部 総合型選抜 学生募集要項
れどぺん!志望理由書メンター(@RedpenKouko)です。
今日は、7月9日(金)に公開された横浜国立大学 教育学部・総合型選抜の学生募集要項を取り上げたいと思います。この総合型選抜は「小学校教員志望者」向けですのでご注意ください!
⚠️受験生は、必ず大学の公式情報を確認してください。情報は裏を取りましょう。何かあっても当方は責任を負えません!
〈PDFはコチラ〉
現職時代に最も困ったのが、生徒の志望校・志望入試形態は決まっているのに、前年度の情報がわからず、準備を始められなかったことです。(昨年度情報を残してくれている大学は本当にありがたい)
何について、どれぐらいの文字数を書くのか、見通しが立つだけでも全然違います。もちろんガラッと内容が変わる時もあるので要注意ですが、情報があるだけでもやはり違うものです。
塾に通っている人しか過去情報にアクセスできないのは、やはり違うと思うので、少しでも財産として残していけるよう、これから2022(令和4)年度入試の情報を残していきます!
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教育学部(学校教員養成課程)が求める学生像
教育学部(学校教員養成課程)は、学校教育に関心が高く、教員として子供の学びへの支援の方法を能動的かつ協働的に創造していこうとする強い熱意を有する人を求めています。教育学部が求める学生像は次のとおりです。
🔶子供とコミュニケーションをとりながら共に学び続けたい人
🔶学校教育の充実、創造に貢献したい人
🔶特別支援教育の充実、創造に貢献したい人
🔶現代的な教育課題に対して、他者と協働して広い視野に立った解決策を構想し実践したい人
目指す教員像
◎ 教育力と教科の専門性を身に付けよう
小学校での基本的な教育力を身に付けた小学校教員の養成を中心に、教育学・心理学、特別支援教育、中・高等学校の各教科等、領域ごとにより高度な専門性をも兼ね備えた教員を養成します。
◎目の前の問題に立ち向かおう
多様な今日的課題(特別支援教育/インクルーシブ教育/ICT教育/異文化理解教育/外国につながる子供の学習支援等)と大学の学習を関連付け、問題解決にトライする教員を養成します。
◎児童・生徒の未来を育もう
学習の本来のねらいである児童・生徒の生活の質の向上を実現するための学習デザインを構想できる、実践力に優れた教員を養成します。
募集学部
〈教育学部〉
› 言語・文化・社会系教育コース
・国語
・社会
・英語(専門領域枠もあり ※ 併願不可)
・日本語教育
・教育学
› 自然・生活系教育コース
・数学
・理科(専門領域枠もあり ※ 併願不可)
・技術
・家庭科
› 芸術・身体・発達支援系教育コース
・音楽
・美術
・保健体育
・心理学
※ 専門領域枠合格者は、入学後に専門領域を変更不可
※ 領域指定なし合格者は、1年10月ごろまでに決定
出願期間・方法
令和3年9月 1日(水)~ 9 月7日(火)17時【必着】
※ 9月6日(月)消印有効
※ 提出方法:郵送(速達・簡易書留郵便) ※ 持参不可
1次選考
🔸 出願書類 + 小論文試験
出願書類
✅ 自己推薦書(+補足資料)=自己PR
✅ 課題レポート
書類のフォーマットは学生募集要項PDFの末尾(PDF p.26-32)
書式
サイズ: A4サイズ(片面印刷、カラー)
記入方法:手書き(黒ボールペン)
課題内容
✅ 自己推薦書(自己PR)20字 × 50行 = 1,000字 / 2ページ
以下の点に留意し、志願者本人による手書きで、1,000字以内で自己PRを書いてください。
ア.学校教員養成課程を総合型選抜で志望する理由
イ.小学校教員になることに対する熱意や適性
ウ.入学後の学修計画〔単なる履修計画ではなく、自主的な学修計画(例えば、ボランティア、アシスタントティーチャー、学外活動等〕
また、様式Eを用いて、これまでの生活の中で以下に挙げるような経験がある場合には、その内容を記述し、それを示す資料があればA4判の養子にコピーし、添付してください。なお、参加を予定していた行事や企画等が新型コロナウイルス感染拡大防止対策のために中止・延期になり、成果が得られなかった場合、そのことに触れても構いません。その際、中止・延期になった行事や企画の名称を記し、成果獲得に向けての活動が、志願者にとってどのような意味があったかについて述べてください。
・小学校の児童又は中学校の生徒とふれあう継続的な体験活動(ボランティア等)
・本学教育学部が関わるイベント(高大連携に関連する授業、高校生のための教職セミナー等)への参加
・高等学校や教育委員会等が行う教員養成のためのコースやセミナー等への参加
✅ 自己推薦書補足資料(A4サイズ1枚 ・ 31行)
活動の名称、活動時間を明記した上で概要を簡潔に記入してください。
※ 児童・生徒とふれあう継続的な体験活動や教職に関連する学習活動等の経験が無い場合は、提出する必要はありません。
✅ 課題レポート(A4サイズ4ページ、20字 × 100行 = 2,000字)
あなたが小学校教員になって児童に教えてみたいことを、以下の4点を必ず含めて、志願者本人による手書きで、2,000字以内で書いてください。
ア.どの学年のどのような指導内容をとり上げるのか。
イ.その指導内容を取り上げた理由は何か。
ウ.その指導内容を児童がどのように受け止めると予想しているか。
エ.児童の受け止め方に対して、どのような対応が考えられるか。
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ほぼ教員採用試験のような出願書類です!
横浜国立大学教育学部では、神奈川県とも連携して「教職を目指す高校生へ」というコンセプトのもと、リーフレット「高校生みさきの教師体験記」や動画「【中高生、大学生向け】先生になりたい~高校生の教師体験記~」などを作成し、積極的な高大接続に取り組んでいます。大学がどういうメッセージを出しているか、確認しておいても良いでしょう。
総合型選抜だからこそ、熱い教員志望者に来てもらいたいという大学の願いが見えて来ます。
どうか納得のいく志望理由書、自己推薦書が書けますように!
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