志望理由が…薄い!浅い!軽い! の解決策3ステップ
れどぺん!志望理由書メンター(@RedpenKouko)です。
多くの高3生が1学期を終え、夏休みに突入したことかと思います!1学期もお疲れさまでした!!
成績が出て、出願条件を満たしているから、推薦も受けますという人も増えている可能性がありますね。また、続々と募集要項が発表され、早い人だと締め切りまであと1か月という人もザクザクいると思います。
担任の先生や塾の先生に志望理由書やら自己推薦書やら見てもらって
「んーなんかイマイチ」とか
「ちょっと理由がイマイチ」とか
「もっと具体的に」とか
とりあえずダメなことしかわからない大人たちの微妙な反応に
「…いや、むしろどこがダメかを具体的に言えよ」と
心の中でツッコミながら格闘していることでしょう。
薄い・浅い・軽い理由の理由
驚くかもしれませんが、
誰が書いても、志望理由なんて最初は「浅い」です。
そんなすごい理由とかないですよ。誰だって。
薄い・浅い・軽い理由って、「誰でも書けそう」ってことです。
ベテランの先生たちからしたら何度も受験生の志望理由を見てきているわけです。「ありきたりな理由」を読むと、
「あーまたこれ」「はいはい、いつものやつね」となる。
まして、志望校の先生たちは、毎年毎年、大量の志望理由書を読んでいるわけです。
せっかく受験してくれた人たちのことを「一人ひとり」知りたいのに
毎年だいたい同じ、毎年似たパターンとか残念すぎますよね。
知りたいのは、ありきたりじゃない「あなた」
志望校の先生たちが知りたいのは、ありきたりじゃない「あなたの理由」なわけです。
が、そんなの受験するこっちだって知りたいですよね。
じゃあどうするかって、ちゃんと理由を練り上げるわけです。
なんか凄そうなやつはだいたいやってる
ちょっと凄そうな同級生っていますよね。
そういう人たちは、自分の行動がどういう結果になるかとか、行動したことが自分にとってどんな意味があるかとか考えています。
つまり、戦略立てて行動しています。
行動は事実、ストーリーは解釈です。
行動が点なら、ストーリーは線です。
高2の時に部活で部長やった、同期とトラブった。そこで得たものなんだろう、得たものをアピールするとしたらどうアピールしよう、アピールしたものは相手にどう映るだろう。
もしくは
大学の求める人物像に当てはまる自分の強みをアピールするには、やっぱり部活の話がいいな。自分の強みが発揮された時って、実は怪我で部活のレギュラー外れた時かも。あ、でもこれって本当に大学の求めるイメージと合ってるかな。実際大学で学んでいく時にも役立つと思うんだけどな。
みたいな感じです。
① 薄い → 濃い = 相手のことを知っている
うっすい志望理由の場合、相手(志望校)のことをよく知らない場合が多いです。
誰でも書けそうな上っ面な理由だけ並べていると、「他の人と同じ」になってしまいます。
いや、もちろん志望校がそこをアピールしているんですから、受験生にとって魅力なのは当然です。
② 浅い → 深い = 自分だけのエピソード
また、浅い志望理由の場合、読んだ人たちの二言目には「具体的に」って出てきます。
「具体的に」を解決するには質問ループでいきます。
なんで? なんで? で掘り下げるもよし、
たとえば? たとえば? で広げるもよし、
自分で自問自答するか、煮詰まったら人に聞いてもらってください。
ノートでもケータイでも、考えついた言葉をすべて書ききってしまいましょう。
③ 軽い → 思い = 相手と自分の結びつき
それでも「イマイチ」だなと思ったら、
問題は、その学校の魅力が受験生自身とが結びついていないことです。
「で、志望校の魅力があなたにとってどう大事なの?」がない
これが、「イマイチ」の根っこです。
まとめ
ぺらぺらの志望理由を分厚くするには、まとめると次の3点です。
① 相手のことを知ろう
② 自分のことを掘り下げよう
③ 相手と自分の結びつきを書こう
充実した夏休みになりますように!
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