IT人材不足 2030年に79万人も?

昔も、今も、この先も、チャンスです。好きか嫌いかという問題はありますから、全員に勧められるものでもありませんが、少しでも興味がある人は目指してみるのもいいのではないでしょうか?

日本の労働力人口が減少していることは、ご存知だと思いますが、その一方で、すべての産業でITの利用が不可欠な社会環境となっており、拡大を続けています。労働力人口の減少の一方でIT活用の増加が起こっている事で深刻なIT人材不足に陥っています。

筆者が大学を卒業した30数年前も、IT人材は引っ張りだこでした。その少し前から、オフィスのIT化が始まり、日本における第二次AIブームに乗り、人材不足がうたわれていました。その頃の花形は、原子力だったり航空産業だったりしたわけですが、その中でひっそりと情報専攻者は、脚光を浴び始めた時代でした。今でも、そのスキルと考え方は世の中の役に立っているかと思うと、この道に進んで間違いがなかったのだと思います。決して優秀というわけではなかったかもしれませんが...。

でもこの辺りからすでに、情報工学出身者は、銀行に就職してみたり、ホテルに就職したり、理系とは言い難い就職先に進んだ人たちがいました。もちろん、電機、機械、自動車メーカーに進む方が圧倒的でした。また、自営とか副業とか言う概念はなかったので、みな就職していました。

第二次AIブームの中で、筆者の同期入社の者たちも、機械を出ていようが、土木を出ていようが、ソフトウェアに割り当てられていました、世がバブルだったこともあって、優秀な機械とか電気の人材は、機械とか電気に割当たりますが、それ以外、景気に踊らされて入社できたものたちは、そういう流れで、ソフトに進まざるを得なかったようです。筆者は情報工学でしたから特に違和感も嫌悪感もありませんでしたが、そうじゃない人は最初はつらそうでしたね。でも、今では、そこに進んでよかったと一様に言っています。

というわけで、やはり、この先も、IT人材は、優遇されると思います。企業で働いても個人で独立しても、絵が好きでも、電機や機械が好きでも、携わることができる仕事です。

今は、副業や自営業として、職人のように、自分を売り込むことも可能な時代ですから、そういうった人材になることを目指すべきではないかなと思います。

などと、意見している筆者は、メインフレーム、ERP、Fortran、Basic、COBOL、PHPその他もろもろ、培った技術で、次は、webデザイナーを目指しております。会社勤めですが、なんだかいろんなことに興味を示して、独学するので、新しいものにも抵抗がありません。ただ、絵が下手なんで、それだけが気がかりです。

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