リカレント教育

人は、学ぶことが好きな生き物だと思う。それが、世の中の役に立つことであれば、あぁすごいねぇ、と言ってもらえるのだろうが、自分の趣味の延長だとまゆをひそめられたりする。でも、何だっていいじゃないですか、学んでいるなら。脳を活性化することが、人間にとっては一番大事なのだから。

ほぉなるほど!というものと、えー何それ?というものから、モノは生み出された歴史があります。だから、どんなことでも自分の知らないことを知るのは大事なのです。知らないからこそ、それを知ろうとしたときに、なぜと疑問が起きて、こうやってこうすりゃもっとよくなるんじゃね?と思えたりするんですよね。プログラム言語なんてその最たるもので、別にほかの言語なんて生み出されなくてもいいのに、何年か周期で新しい言語が生まれてきて、そのたびに、先端ハードとソフトを使いこなすには、その言語を覚えていくしかなくなってしまって、携わった時間の分だけ、理解できる言語が増えていく。でもそうでないと落ちこぼれるわけで。新しい言語を開発する人は、みんな自分勝手なんですよ。自分が使いやすいという理由だけで開発して、賛同する人間が多いと、その言語がその時、主導権をとることになって、ますますそれでないといけなくなってしまう。まぁ、大変な世界ではあります。

参考にどうぞ。2500以上あるそうですよ。プログラム言語って。

https://www.levenez.com/lang/

だから最近言われている、リカレント教育という言葉は大好きです。でも勉強することや内容を与えられて勉強しても、高校生が受験勉強のためだけに勉強することと大差ありません。

余談ですが、筆者は、受験勉強はそれなりに大事だと思うのです。何故か世の中的には、暗記が悪で、暗記に頼る勉強ばかりで、日本は考えなくなっている。と言います。でも決してそんなことは無いと思うのです。何故年号を覚えるか?比較できるじゃないですか?あぁ、この年に日本でこんなことが起きている時に、フランスではこんなこと、イギリスではこんなこと、中国では...なんて、時系列で並ぶじゃないですか?数学の九九だって、そのおかげで計算早いじゃないですか?だから覚える教育が無駄だったり、意味がないことなんてないと思うんですよね。覚えるという能力を最大限に生かすことが、考えることにつながると思うんですよね。語学なんて記憶の塊ですよね。頑張って覚えても1週間たったら全部忘れているから、毎日毎日同じこと繰り返して覚えていくんじゃないですか。

受験勉強でいろんなことを詰め込んだ結果、これ何のため?って思えるんだと思うのです。

話を元に戻しますが、リカレント教育は、生涯教育のことみたいです。

余談ですが、日本はなぜか英語が苦手な割には、英語を使いたがるんですよね。で、こうやってカタカナにして使ってしまうから、余計に英語が理解しにくくなってしまっている。また、記憶による勉強を勧めている割には、語学だけはそうはならない。語学って結局は単語力なんで、単語を覚えて覚えて覚えて覚えて、しかないんですよね。単語さえ分かれば読めるし書けるし、聞けますって。単語が形容詞、動詞、副詞?その区別がつかないから難しいと錯覚しているだけなんですって。だから覚えてしまったら大丈夫です。アメリカ人だって聞いたこともないような単語は使わないです。
しゃべんのはまたちょっと別の能力ですけど。でも日本語でおしゃべりな人は、英語もすぐしゃべれるようになります。しゃべる能力は、言語は関係ないのです。筆者は無口なので、英語もしゃべんのはいまいちです。

脱線しまくりですが...というわけで、生涯教育目指しましょう。

ちなみに筆者は今年大学を受ける息子と一緒に大学を受けようと思い、勉強をしていたのですが、今年は断念しました。国語も、数学も、英語も、物理も、化学も、日本史も....せっかく勉強したんですがねぇ。米国駐在中のため、何もなければ、とんぼ返りができたのですが、コロナではちょっと無理。会社に大学受験で日本に帰国します。と言ってみたかったけど、言ったらどんな顔されるかなぁ?で、受かったらやめようかと思っていたぐらいなのだが、受かったら、受験奮闘記で、マガジン作れそうだし。この気力は、一人では続かないので、次、娘が大学を受けるときに頑張ってみようと思います。といっても2年後...。間に合うかなぁ?

昨日大学改革について記事を書いてみましたが、誰の賛同も得られませんが、大学を一生懸命変えたって駄目なんですよ。そのあとの社会が変わらないと。

こればかりは鶏と卵の議論はありません。先に企業や社会が変わるべきです。入った大学でもっと勉強してからとか、もう少し別のことを勉強してみたいとか、いったん就職したけどやっぱりやりたいのはこっちかもとか、アメリカに留学して、アメリカってどんな考え方をするところなのか知ってみたいとか、考えても、一歩踏み出すのは難しいです。時間を無駄に過ごすような気がするからです。でもそういうことは時間の無駄でも浪費でもなくて、長い人生の中の貴重な経験なのです。

これらを打破するには、
1.とにかく企業は新卒採用重視を見直して、通年採用も取り入れるべき。
2.集団で同じ行動をとるのがいいみたいな風潮を終わらせる。
3.こそこそ人のうわさ話をしない。自分と違ってても異邦人ではない。

といったことかと思います。大学は関係ないんです。大学は、そのあと何十年と生きなければならないのに、何も助けてくれないんですから。社会への入り口ではあっても、大学が給料を払ってくれるわけでも、途方に暮れた時にまた受け入れてくれたりするわけではないですから。では、何のために大学へ?というときは次の記事を読んでください。書いている内容はこの記事とほぼ同じですが...。就職のためだけに大学に入ってますよね。受け入れる企業側が変わらないから。

生涯教育で、脳を活性化して、幸せに長生きするのが目標だ。

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