「銀月の聖遺物狩り」あらすじ

あらすじ

今に残る聖遺物。その数は膨大で全てを合わせれば、神々は異形の化け物となる。現代に顕現した聖人によって故郷と両親を失った少年ウェルは、大鎌を携えた赤髪の聖女に助けられた。シェリーと名乗ったその女は増えすぎた聖遺物を破壊して世界の均衡を保つ教会の秘密組織、聖遺物狩りだった。
彼女の狙いは少年とその一族。獣の耳と尻尾を持ち、“灰毛”と呼ばれ忌み嫌われる一族は、その身に古い神の血を宿している。彼女はその血を求めていた。
シェリーはウェルの首筋に刃を添えて問う。「ここで狩られるか、共に地の果てまで巡るか。好きな方を選べ」
——生ける聖遺物の少年と聖遺物を狩る不良聖女の、神々を巡る旅が幕を上げる。

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