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確定拠出年金のスイッチング


経緯

以下の記事の翌日、大きく下げたことで確度が高まったため、確定拠出年金も半分程度、先進国株式→先進国債券にスイッチングして退避することにしました。

ちなみにIDECOをネット証券でやった場合は、選定可能商品はそれなりにあるのですが、弊社契約の大和の場合選択可能なパッシブファンドは僅か16種類。海外株式だと、先進国株式1種類以外ほぼ選択肢がない状態。。(投資経験がない人向けには数が少ないほうが親切なのかもしれませんが)

スイッチングに要した期間

①先進国株式→先進国債券

解約後、購入という手続きがあり思ったより時間がかかります

解約手続き
スイッチング指示:6/24 → 解約:6/25 →約定:6/28(指示後4営業日)

購入手続き
購入:6/28→ 約定7/1(スイッチング指示後5営業日

②先進国債券→先進国株式

解約
スイッチング指示:8/8 → 解約:8/9 →約定:8/15(指示後4営業日)
購入:8/15 → 約定(まだ)

日本は3連休を挟んだこともあり体感的には結構長かったです。
結論的に、スイッチングが行われるのは1週間後という日程感を見ておいた方がよさそうです

スイッチングの効果

放置した場合に比べてどうだったか?検証します。

放置の場合、先進国株式の基準価格は
25,819円→23,917円 (7.3%の下落)

スイッチングした場合、円で待機させておけば7.3%分得だったことになりますが、先進国債券が円高で下がったのでその分を差し引く必要があります。

先進国債券の基準価格
13,437円→12,686円 (5.5%の下落)

差し引くとスイッチングの効果は僅か1.8%のゲインに留まりました
スイッチング時に、そこまで為替を気にしていなかったことが仇になりました。とりあえず2-3か月放置するなら年4%程度の利率が付く資産にと入れましたが、それが失敗でした。またスイッチングに掛かる期間も足を引っ張りました。

尚、タラレバですが、単純に円で待機させた場合、指示を出した翌営業日に購入手続きになります。その場合のパフォーマンスは

25,819円→23,336円 (9.0%の下落=9%分の下落を回避できた)ことになります。これが出来たら、目論見通りだったのですが、まだまだ修行が足りないということですね。

結論

確定拠出年金やIDECOのスイッチングは、利益に税金が掛からないので、活用するのはアリですが、指示→約定までの期間の考慮が必要。素早く戻したい場合は円待機すると早く戻せる。
という教訓が得られましたので、次回やるかは不明ですが覚えておこうと思います。


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