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ランディ•ローズへの想い。己作曲家として。

ランディと出会ったのは夫の車の中。
いつでも車にはオジーオズボーンのアルバムがかかっていた。ランディは彼のブラックザバスを辞めた後のソロプロジェクトで選ばれた最初のギタリストだった。

よく言われるがランディはその小柄な身体から
想像できない程の野獣のような音を出した。
多くのギタリストに影響を与えたが、ランディは1982年不慮の事故で還らぬ人となった。
ランディは伝説となり神格化された。

ランディは音楽一家に育っていたから、
彼はクラッシックの基礎があった。
だから彼の遺した曲にはバッハを感じさせる曲や
曲の構成もクラッシックっぽいものもある。
もちろん違うテイストのものもあるが、
ソロを聴くと多くのギタリストは手グセで
弾いたりするのだが、ランディはその場でメロディーラインを創っていた様に思える。
それはピアノを弾いている私からしても、
美しいとしか言えない荒々しいギターだった。

私は彼の虜になったが、夫はランディを非常にリスペクトしており私がランディの曲をピアノアレンジする事にご立腹だった。
そりゃそうだ。自分が大切にしていた曲を
大して聴き込んでいない妻に美味しいとこどり
されて、引っ掻き回されるのだから。
私はそんなにランディ在籍中のオジーのアルバムを聴いていなかったし、ピアノアレンジも中途半端だった。

YouTubeにアレンジをアップしてみると
プチバズりくらいはしたが、
その後夫にも後ろめたいし、作曲家、アレンジャーとしても実力が無さすぎたし時だけが何年も過ぎた。

あらためて好きな作曲家は誰ですか?
と訊かれたらランディの名をあげる。
私は最近肩の力が抜けて、本当に取り組みたい事が少し分かってきた気がする。

そして迷わずランディの曲を真剣に聴いて
ギターが弾けないから、せめてピアノで弾かせて下さいと思う。

Randy Rhoads smiling for you!
アメリカの友人が言ってくれた。
素直にそう思いたい。

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