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バスケの撮影に使っている機材について(2022-2023シーズン版)

「バスケ 撮影」 で検索サイトで検索すると、過去に書いたこの記事が割と上位で検索結果として表示されるからか、割と読まれているんですよね。

ただ、今は全く違う機材で撮影しているので、2023年2月現在、どういう機材で撮影しているのかを改めて書きたいと思います。

※ 新シーズン (2023-2024) 版の記事を書きました!
2023/10/1 現在の最新の機材についての記事はこちらをご覧ください!


カメラ

現在は SONY の 2 つのフルサイズ機を使用しています。

α9Ⅱ

メイン機として使用しています。縦の構図で撮ることが多いので、縦グリップもつけて使用しています。

α9Ⅱ

電子シャッターならば、秒間 20 コマ、ブラックアウトフリーなのを使いたかったのと、あとは追随時の AF 精度がα7Ⅲやα7Ⅳに比べると、かなり良いので、使用しています。

電子シャッターというと、速く動く被写体を撮影した際の歪みが気になるところですが、α9Ⅱ はアンチディストーションシャッターであるため、歪みがほぼない、というか、自分はα9Ⅱで撮った画に歪みを感じたことはないです。
(α7Ⅳ で電子シャッターでバスケを撮影すると、ボールが歪みます。)

ということで、スポーツを撮る際はメイン機として使用しているのがα9Ⅱとなります。

α7Ⅳ

α7Ⅳ

バスケ、サッカーの撮影時はサブ機として、28-75mm や 17-28mmのレンズを付けることが多いですが、飛行機を撮影するときは画素数がα9Ⅱよりも多い (α9Ⅱ : 2420万画素 α7Ⅳ 3300万画素) ので、こちらをメイン機として使用しています。

飛行機を撮影するときは、50-400mm、100-400mm のレンズを付けて撮影することが多いです。

以前はα7Ⅲを使っていましたが、α7ⅢよりもEVFが綺麗なのと、AF の追随の精度も上がった感じはあります。
あとは、画素数がα7Ⅲよりも上がり、α9Ⅱよりも上で、クロップ (APS-C モード) で撮影した場合でも、1400万画素程度で撮影できるので、少し焦点距離が足りないな、という時にクロップして使いやすいですね。

α9Ⅱ + FE 70-200mm F2.8 GM OSS II

レンズ

SONY FE 70-200mm F2.8 GM OSS II

FE 70-200mm F2.8 GM OSS II

バスケを撮影する際の主力レンズです。
というか、つい最近、FE 70-200mm F2.8 GM OSS から買い換えたばかりで、まだ 1回しか使っていませんが。

旧型のFE 70-200mm F2.8 GM OSS と1番違うのは、その軽さ。旧型の1480gから1045gになり、撮影時の取り回しがものすごく楽になりました!

あと、バスケは2時間ほどの撮影時間ですが、旧型に比べて体感できるほど軽くなったので、撮影後の疲れは軽減しますね。

AFの精度はα9Ⅱに付けていると、旧型に比べて少し上がったかな?という感じですが、まだ1試合しか撮影してないので、もう少し試してみたいところです。

TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III VXD G2 (Model A063)

TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III VXD G2 (Model A063)

バスケを撮影する時は、エンドからベンチを撮影するときやコート全体を引きで撮る時、例えば、選手入場時の演出を撮る時などに使ったりしてます。

あとはテーブルフォトとかですかね。物撮りするときには便利な焦点距離です。

SONY FE 135mm F1.8 GM

SONY FE 135mm F1.8 GM

135mm という焦点距離なので、エンドの1列目で撮ると少し難しい焦点距離ではありますが、写りは素晴らしく、ポートレート用レンズとして、被写体が浮かび上がるような画を出してくれます。

大きさの割に重いレンズ(950g)なので、持ち出す機会は限られるのですが、持ち出す時は今日はこれ一本!と割り切って撮ることもあります。
(これで撮る画にはそれだけの価値はあります。)

川崎ブレイブサンダースの
アリーナアシスタントMCの村島未悠さん

SONY FE 85mm F1.8

SONY FE 85mm F1.8

私がEマウントに鞍替えしたときに最初に買ったレンズで、今も時々使います。

エンドからゴール下あたりを撮るにはちょうど良い焦点距離で、ゴール下あたりだけを撮ると割り切るなら、お値段の割に良いレンズだと思います。

その他

たまに SONY FE 50mm F1.8も使ったりします。
ポートレート用に買ったレンズで、小さく、軽いので、単焦点で少し広めになるけど、とりあえず持っていくか?的な使い方です。

広く撮れるので、横で撮ると周りの情報も写し込めますね。ただ、だいぶん手前に来ないと、迫力は出にくいです。

α9Ⅱ+ FE 50mm F1.8

男性の試合の場合だと、被写体が大きいので、このレンズで縦に撮ると、ベースライン沿いのドリブル、ゴール下は割と迫力は出ますね。
とはいえ、50mmなので、かなり割り切りが必要です。
私は5分だけ、とか時間を限定して使ったりしてます。

まとめ

今使っているカメラ、レンズを書いてみましたが、これが最上とか、これ以外はダメと言うつもりは毛頭なくて。

何をどう撮りたいか、によって使うカメラもレンズも変わってくると思います。

私はコート上の動きの速いプレーを逃さず撮りたいが1番で、あとは、チアさん、マスコット、ベンチという順番です。

この記事がバスケの試合を撮影される方の少しでも参考になれば嬉しいです。

実は

今年から沖縄バスケットボール情報誌 OUTNUMBER さんからお声がけいただき、フォトグラファーとして活動をさせていただいています。

既に5本の記事で撮影した写真を使って貰いましたので、お時間のある方は是非、ご覧ください!

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