アプローチ(2-2)

よい人間関係をつくるのは、言い換えれば心理的安全性を共有することです。研修やセミナーでは、受講生(参加者)の緊張をほぐすために、「会場=空間」の雰囲気つくりを大切にしました。そして、体験学習スタイルという参画型をとり、自身の変化を体感できるようにシナリオを練りました。
・場の雰囲気をつくる。
・相手を参加させる
・シナリオを練る
この3つのポイントを一対一の関係つくりに応用します。まず、あなたがオープンな雰囲気をつくります。それがとても自然な相手への関心、興味の示し方です。つぎに、相手がこちらを向くように働きかけます。穏やかな笑顔で挨拶をして、短い言葉を添えればOKです。そして、共感です。嬉しさ、楽しさを一緒に感じ、表現する。これが苦手な人が多いようです。
・相手に関心を持つ
・相手をひきよせる
・共感する
詳しくは、マガジン=「仕事を楽しむ、22の素敵なアドバイス 13」を参照してください。
心理学には、「Now and Here」という言葉があります。直訳すると、「いま、ここで」になります。目のまえにある「事実・事象」に向き合い、その瞬間を大切にするという意味合いです。人間関係も同じで、先入観や過去の思い込み、決めつけでなく、目の前の相手と自分の関係を心地よいものにしようという姿勢が大事です。



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