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AIを用いて最適な宿泊価格を提案する業務支援ツール『レベニューアシスタント』の新機能立案をした話

自己紹介

早稲田大学大学院会計研究科1年の23歳です。学部時代は数学専攻で、ビットコインのウォレットを開発する企業で実装されうる最新技術の論文をリサーチする長期インターンに取り組んでいました。そこでビジネスに興味を持った事と、数字を活かした専門職に興味を持ち始め、会計学と保険数理を学べる会計研究科に進学しました。

なぜこのアルバイトに参加したのか

リクルートという環境でリベンジしたかったことと、企画やビジネスでの実務を経験し自分の就くべき職種を考えるきっかけにしたかったことの二点です。
 
リクルートが学生向けに開催した「Recruit Summer Pitch」という新規事業コンテストに参加し、自分達のチームは優勝できず悔しい思いをしました。そこではニーズが汲み取りきれなかったことが敗因だと考え、その後別の会社の論文リサーチの長期インターンで挽回しようと決めました。
実際にクライアントや社内のエンジニアからニーズを引き出して、真に求められている最新論文なのか常に考えて働いた結果、自分の紹介した暗号技術が新商品に実装されることになりました。ここで培った経験を活かして、一度は敗れたリクルートという環境でも価値を生み出すことができるのか挑戦したくこのアルバイトに応募しました。
また、専門職かプランナーどちらの職種で働くのか、就活や研究を通して悩み続けていました。そこでこのアルバイトを知り、「考えるだけでなく実際に経験してみたい」という気持ちが芽生えたことも、もう一つの理由です。
 

配属部署・ミッション

旅行領域での新規事業開発の部署で、近日リリース予定の『レベニューアシスタント』という業務支援ツールの新機能立案に携わりました。
『レベニューアシスタント』は、宿泊施設向けの業務支援ツールで、AIを用いて最適な宿泊価格を提案し宿泊施設の収益を最大化するものです。
『レベニューアシスタント』の新機能を検討することが、私がこのアルバイトで任されたミッションでした。


業務の進め方

初週は旅行領域や使用するBIツールのインプットと、成果物と各週のゴールの擦り合わせを行いました。基本的に自分のやりたいように進めることができ、詰まった時はチャットやビデオ通話で相談することができました。ほぼ毎日メンターの方と30分程度相談させていただきました。
 
私は課題設定のフェーズでかなり苦戦が強いられました。そこでメンターの方だけでなくデータサイエンティストやプロダクトマネジャーの方、更には実際に宿泊施設の方にもヒアリングをさせていただきました。
総じて、コミュニケーションやフィードバックが沢山いただける環境でした。


成果内容

新規事業開発室のプロダクトマネジャー、データサイエンティスト、デザイナーなど様々な役職・職種の方向けに、アウトプットをプレゼンしました。課題設定から施策提案だけでなく、その施策による『レベニューアシスタント』への追加売上の試算までアウトプットすることができました。
その新機能を求めている方が本当にいるのか悩み続けながら業務に取り組みましたが、様々な方へのヒアリングを通して自信を持って当初やりたかった新機能にニーズがある、と最終的にはプレゼンする事ができました。


感想

沢山の方が本気で向き合ってくれた結果、様々な視点を身に付ける事ができました。
メンターの方だけでなく、ヒアリングやプレゼンに同席した社員の方からも本当に沢山のフィードバックを頂きました。その度に、自分の至らなかった点に気付き本当に悔しかったです。しかし抽象的な課題設定の仕方から、具体的な資料の作り方まで本当に多くのことを学び、2ヶ月前の自分より成長したと実感しています。
 
ただ、期間中は複雑性の高い業務支援ツールでの、新機能立案ということで、今までの知識がほとんど通用せず本当に苦戦しました。それでも挫けず、ユーザーは何が必要なのかと考えて動き続けた結果、成果物まで辿り着くことができました。自分が培ってきた積極性に、改めて自信を持つことができました。
 
プランナーか専門職かで悩んでいる人にぜひ参加してほしいと思います。
プランナーとして案件を進める中で、データサイエンティストやデザイナーなど専門職の方との関わりも多く、案件の違いも身をもって体感できます。
また、リクルートの社員の方々の熱意を体感できることも魅力だと思います。


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