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webマーケで独立・起業している自分がリクルートの新規事業検討部署でアルバイトしてみた

自己紹介


初めまして、国際教養大学4年の櫻庭です。簡単にプロフィールを紹介すると、大学3年生の頃に、広告代理店でインターンをし、大学4年生になった頃に独立、株式会社Media Beats(https://mediabeats-group.com/)を立ち上げました。現在は、広告運用やWebメディアの制作などの事業を展開しております。中学時代からビジネスについての関心が高く、当時からブログや販売事業などをしてビジネス感覚を磨いておりました。大学ではマーケティングを学びながら、実社会でインターンや自分の事業を通して実践しています。毎日刺激的で最高に楽しいです。 


リクルートのアルバイトに応募した理由 

このアルバイトに応募した理由は、大企業のビジネスの進め方を体感したかったからです。自分は今までベンチャー企業でのアルバイトと自分の会社以外で働いた経験がなかったので、大企業のビジネスがどのように動いているのかに興味がありました。実際に応募し、面接を通しご縁があったため、1ヶ月半ほど働かせていただきました。 


何をしたか 

実際に与えられた課題は、『じゃらん』を保有する旅行領域における、宿泊業者の経営支援の新規事業立案です。 

今まで宿泊業界に関するビジネスをしたことがなかったので、白紙の状態から始めることになりました。 


どのように仕事を進めたか 

今回のアルバイトは全てオンラインで行われました。そのため、社員とのコミュニケーションは基本的にビデオチャットです。私が考えた事業課題やヒアリング内容を元に、事業のフィードバックをもらいながら、起案の精度を上げていきました。 

一番難易度が高いと感じたのは、事業課題の選定です。全く新しい領域だったため、背景を理解することから始まり、それを元にヒアリングをするということを繰り返しました。ヒアリングの段階で、想定していた仮説と大幅にずれるということが頻繁に起こり苦労しました。私が提案した課題そのものが、お金を払ってまで解決したいのかと聞かれるとクライアントが答えに窮する場面もあり、事業者の課題を考える難しさを実感。とにかく、仮説と検証を繰り返し、ギャップを埋めていきながら事業として成立する課題を見つけました。 


実際の成果 

何とか課題を選定し、最終的には「ホテルの無人化チェックインシステムの導入」という起案に至りました。これは、フロント業務の中でも

・チェックイン
・宿泊者台帳の作成
・顧客との質疑応答

という3つの業務を削減し、フロントにお客様が滞在する時間を短くするシステムです。実際にクライアント側のヒアリングをしていると、フロント業務ではチェックインに時間がかかるという課題があったため、その解決を目的としました。 


感想 

とにかくリクルートでのビジネスの進め方については驚きの連続でした。社員全員が、ビジネスを考えるフレームワークを理解し、それを元にコミュニケーションを図ります。そのため、起案の抜け漏れがなく進められます。また、情報共有が徹底されているため、社員が同じ知識量をもった状態でビジネスを進めることが可能です。当たり前のことと感じる人がいるかと思いますが、個人的にこれらが一番衝撃を受けた部分です。自分で会社をすると個人にノウハウ、知識が集中するので、全ての社員が同じ知識を共有するのが難しいです。その結果、社員によっては知識の差が生まれることになります。ただリクルートでは、膨大な社員を抱えながらも、情報共有が徹底されているのでスムーズにコミュニケーションが進み、仕事を円滑に回すことが可能です。これは自分のような中小規模の会社でも必ず実現させようと気づいた部分です。 

今回のアルバイトは今までインターンをしてきた人にもおすすめですが、個人的には大企業で働いた経験がないという人に強く進めたいです。リクルートでのビジネスの型や動きには参考になる点が多く、今後のキャリア選びには強く影響すると思います。 

今回は貴重な経験をさせていただきありがとうございました。 


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