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BCP対策!オフィスのレイアウトを見直そう!

今回はBCP対策の中でもオフィスのレイアウトについてのお話です。
今、皆さんのオフィスは仕事を進める上ではきっと何も問題はないのだと思います。
さらにそのオフィスがBCPを意識した環境になっているかどうか、今一度確認をしてみてください!

◆避難ルートを確保する

安全な避難場所と避難ルートを事前に決めていると思いますが、定期的に確認を行いましょう。知らぬ間に段ボールや荷物がおきっぱなしになっていることはないでしょうか?ペーパーレスになり紙で保管をするという業務も少なくなってきてますが、なくなったわけではありません。日頃の整理整頓も大切です。

◆キャビネット・IT機器等の転倒防止対策

背の高いキャビネットや、重量のあるIT機器は、地震が起きた際に倒れる事のないよう、壁や床に固定しておきましょう。「倒れない工夫」が大切です。特にサーバーなどは、社員の安全面だけでなくデータ消失のリスクを減らす対策にもなります。

◆防災グッズの出しやすさ

すぐに取り出しやすいところにあるでしょうか?保管はしていると思いますがしまい込んでしまってなかなか取り出せない・・・、あれ?どこだっけ?ということがないようにしましょう。

◆オープンスペースや共有エリアの確保

オフィス内の作業領域を柔軟に変えられるようにすることも効果的です。フリーアドレスのオフィスも多いとは思いますがデスク等を動かしやすくすることで、緊急時に素早くスペースを再配置することが出来ます。
一次避難に、また、情報の共有や連絡を円滑に行う場として活用することが出来ます。

もちろん対策は本社だけではなく工場などの生産拠点にも対策が必要です。
本社は大丈夫でも、工場が稼働できない状態となれば、事業の継続が困難となってしまうためです。

最後にオフィスのレイアウトを見直しただけでは、だめなのです。
従業員の意識の重要性です。
オフィスビルの選択は経営側が担うかも知れません。しかし、オフィスの避難経路の確保などは従業員の意識によって変わるからです。従業員が荷物を通路に山積みにしたならば、避難経路は通れなくなります。
教育・訓練を定期的に行ってもしもの時に対応できる体制にしましょう。

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