交流会から見えた「地域社会への貢献」とは?自分とは違う視点の重要性を感じたepisode
こんにちは!人財企画・原口です。
最近は猛烈な暑さかと思えば急な雷雨に見舞われて、熱中症だけでなく水害対策も気になるところですね。
改めて防災の意識を持って、備えていきたいですね。
1.熱中症から考える、私達の企業理念と在宅医療
立秋も過ぎ、暦の上では早くも秋となりましたが暑さはまだまだ続きそうです。
今月のオールスタッフミーティング(ASM)では、熱中症を絡めて「改めて、私達の企業理念とは」をテーマに、代表の柴田から挨拶がありました。
猛暑に加え、地域によっては地震や台風などの被害も心配される日が続きますが、まずは手の届く範囲から健康に意識していきたいですね。
少しずつ日暮れも早くなってきたので、交通安全と併せて注意していきましょう。
2.交流会から見えた「地域社会への貢献」とは?西新宿事務所のepisode。
8月は西新宿事務所から、交流会での体操指導で感じた「地域社会への貢献」について事例共有がありました。
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西新宿事務所では、「チームで地域社会に貢献します」の行動指針に沿った活動を報告いたします。
先日、普段から関わりのある高相(高齢者総合相談センター)のケアマネ様から依頼を受けて、地域で活躍されている民生委員さんに向けた、理学療法士による体操指導を実施しました。
この経験を通して、
地域サービスが、医療サービス以外の方々の関わりがあって成り立っていること
専門職としての技術や知識が、幅広く地域に役立つこと
を実感することができたので社内でも共有したいと感じ、本日の発表テーマとしました。
最初は体操指導の内容や方向性も決まっておらず、白紙の状態からケアマネ様と打ち合わせを重ねていきました。
積極的にこちらからも事前に提案資料を用意したり意見をお伝えし、ケアマネ様と意見をすり合わせながら資料の修正や内容を詰めていく中で「熱意がありますね」とお言葉をいただき、当社の理念やスタッフの想いや働き方など、当社の強みについて知ってもらう機会にもなりました。
迎えた交流会では、主に高相スタッフと民生委員さんによる地域住民の情報共有が中心でした。
民生委員さんからは、
「地域の銭湯が減って遠くの銭湯まで行けず、風呂に入れない地域住民が増えている」
「〇〇さんは郵便物が溜まっていて安否がわからない」
「〇〇さんが最近、家族を亡くして籠りがちになっている」
「〇〇さんが最近物忘れがひどくなっている」
など、より地域住民に対し近い視点での意見が多く挙がっていました。
体操指導については、民生委員や住民の方々がサービスに頼らず健康を維持したうえで生活を続けてもらえるよう普段から取り入れられることを中心に作成した資料をお渡しし、参加者全員で実際に体を動かして行いました。
我々リカバリーのスタッフは普段から「地域社会に貢献する」ということを大切に、目の前のご利用者様にサービスを提供していると思います。
しかし、我々医療者が対面するのはあくまで「健康上や介護上の問題が表面化した」方々で、その裏では民生委員さんのように地域に根ざした活動をされている方々の支えがあって、地域住民の皆様の生活が成り立っていることを強く感じることができました。
また、直接ご利用者様に訪問看護サービスを提供する以外にも、今回の機会のように地域を支えている方々の健康を支えることで、ひいては地域全体の健康を支えることに繋がるということを認識でき、大変ありがたい機会を頂いたと感じました。
普段のご利用者様の支援や居宅・医療機関との関わりだけでなく、こうして地域住民の方々とより密に関わる機会も今後増やしていき、今後もリカバリーの一員として社会貢献の幅を広げて行きたいと思います。
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今回、西新宿事務所からの事例共有を受け、「医療者が対面するのは健康上や介護上の問題が表面化した方々」という一文がとても印象的でした。
そして、まだ介護・医療の介入を受けていない大勢の地域住民の方々を支えている民生委員さんや高齢者相談センタースタッフの皆さんの視点を大事に、日々の暮らしの中で周囲に対する意識をより高めていきたいですね。
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