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「これが毎月の楽しみなの」その言葉がやりがいに。一人の看護師がはじめた取り組みが生み出したリカバリーの輪。

こんにちは、人財企画ユニットの髙森です。

雨が多い日々ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?^^

湿気や急な気温の変化で体調を崩しがちな季節ではありますが、こんな時こそゆっくりお風呂につかってリラックスしたり、雨の音を聞きながら本を読んだりするのもいいですね♬


1.暑い季節を乗り切る「3つの熱中症対策」と今月の目標

代表の柴田からは、2024年夏にリカバリーとして用意している「3つの熱中症対策」と、この時期だからこそ達成したい「目標」について話がありました。

今日から下半期がスタートしました。
みなさんに快適な夏を過ごしてもらうために、会社としても「3つの熱中症対策」を用意しました!

①リカバリーロゴが入ったポロシャツの配布
②私服着用で暑さ対策を
③熱中症対策ドリンクの配布

希望者のみに配布する形で、軽くて乾きやすい素材のポロシャツを用意しました。
すでに130名の社員から希望をもらっておりますが、後日皆さんにアンケートをお願いし、来年に向けてさらに改善を図っていきたいと考えています。
またポロシャツと合わせて9月までは一定のルールの元、私服の着用もOKとしました。
昨年同様に熱中症対策ドリンクの配布も行いますので、皆さん暑さ対策をしっかり行い、いきいきと訪問いただければと思います!

そして、3つの熱中症対策と合わせて「体調不良0月間」を今月の目標としました。

地域によっては再びコロナが流行しているというニュースも目にしますが、体調が悪い時は、周囲に迷惑をかけたくないからこそ会社への連絡がギリギリになってしまいがちです。

体調の変化を感じたら事前に相談しつつ、まずは自分自身の体調管理を徹底し、周囲にも声をかけながら、拠点全体で健康と安全に気をつけてこの夏を乗り切っていければと思います!

代表・柴田

暑さだけではなく、湿気が高いと汗が蒸発しにくくなるために熱中症になることもあるそうです。

衣服や体内に取り入れる飲み物・食べ物の工夫もしながら、この夏も元気に過ごしていきたいですね!^^

2.石神井公園・大泉学園事務所のepisode

今月は一人の看護師がはじめた取り組みが、周囲のメンバーに広がり、石神井公園・大泉学園事務所全体の取り組みに繋がったエピソードについて共有したいと思います。

石神井公園事務所スタッフ                       

看護師Nさんが入社したのは3年前。リカバリーに入ってすぐにある取り組みをはじめました。

7月は七夕にちなんだイラスト

それはNさん自身が手書きで製作した手作りカレンダーの配布で、毎月1回、利用者様にお渡ししています。

カレンダーには定期の訪問スケジュールのほか、内服情報や訪問時の様子、吸入の記録や体重の記録など、用途は様々です。

1年分の手作りカレンダー

訪問時に屋外歩行をしている利用者様は歩数や脈拍、SpO2(体内のヘモグロビンと結合した酸素量の割合)の推移などを記入されている方もいます。

また、利用者様自身に活用いただくだけでなく、スタッフ間で内服を把握・共有するために使ったり、お薬手帳に挟んでもらい、医療機関の皆様にもご活用いただくということもあります。

薬を管理する目的で使用

3.看護師Nさんへのインタビュー

冒頭に説明をしてくれていた看護師Fさんから、突如「ここで実際にカレンダーを製作している看護師Nさんにインタビューをしたいと思います!」というアナウンスがありました。

全国を繋ぐAll Staff Meetingで、インタビュー形式での発表は初めてです^^

看護師Nさんもマイクをオンにして、インタビュー開始です!

Q1:手作りカレンダーはいつから製作し始めましたか?
A1:入社した翌月から作り始めました。

Q2:製作しようと思ったきっかけは何ですか?
A2:引き継ぎをしたある利用者様の内服が抗がん剤で、毎週内容が異なり、私自身も利用者様も内服内容の把握がしにくかったため、一緒に確認ができるように作り始めたのがきっかけです。

また、体力が落ちて庭の手入れもできず、外にもあまり出ることができなくなったと話されていたので、少しでも季節を感じてもらえるようにイラストをつけるようにしたところ、他のスタッフから、自分が担当している利用者様にもお渡ししたいという声が出て、今の形になりました。

Q3:どんなことを意識して製作してますか?
A3:毎年共通点を作っています。
はじめた年は猫をどこかにいれることで利用者様が「今月はどこに猫がいるかな?」と探してくれるという話題作りにも繋げていました。

今年は季節ごとの食べ物に関連することを描くようにしています。

Q4:製作している中で嬉しかったことは何ですか?
A4:はじめは一人の利用者様が分かりやすいようにという理由で作り始めましたが、他の利用者様やご家族の「これが毎月の楽しみなの」という声をいただけるようになったことがとても嬉しく、やりがいに感じています。

Q5:今後、カレンダーをどのように活用したいと考えますか?
A5:多くの利用者様やご家族、ケアマネージャーさんなどの関係機関の方に、少しでも季節を感じてもらいながら日常の楽しみの一つになればいいなと思っています。

インタビューQ&A

リカバリーでは、外出に制限がある症状を抱えながら在宅生活を過ごされる利用者様も非常に多いです。

”一人ひとりの心に寄り添いながら「もう一人のあたたかい家族」として、何かしたい”

そんな利用者様を想った一人の行動が、社内外含めたくさんの方の心に届き、心が躍るワクワクウキウキする気持ちの輪を広げたリカバリーらしいエピソードですね!

4.まとめ

実は現在、看護師Nさんにも協力してもらいながら、このオリジナルカレンダーをリカバリー全体で活用できるように準備をしています!

今回のケースにとどまらず、リカバリーでは強みを活かした働き方の実現、多様な価値観を尊重しイキイキと活躍できる環境をつくっていきたいという思いがあります。

利用者様だけでなく働く社員も大切にするリカバリーで、ぜひ一緒に働いてみませんか?^^

2024年、2025年の双方のエントリーを受け付けておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください!