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坂口恭平『自分の薬を作る』を読んで(再掲)

 私は、坂口恭平さんが誰か知りませんでした。この本は図書館で、背表紙買いならぬ背表紙借りしたものです。

 家に帰ってきて本を読み始め、双極症の人だと知り、とても驚きました。
 ご自身は薬を飲んでいらっしゃらないとのこと。そのことについてはちょっと心配でした。
 同じ双極症だからか、書いていることがフィーリングで分かるんですよね。勢いがありすぎて、ちょっと戸惑う感じもあります。

「他の人に相談すること」に共感します。
なんならちょっと口に出すだけでいいと思います。

 ただ、相談する相手は選んだ方がいいと思います。
 整体の先生とか、美容師さん、サークルの人に相談するのは、私はオススメしません。
 それよりなら、家族、ごく親しい友人の方がいいと思います。自分をよく分かっている人。

 ただ、私は最近は家族にもあまり相談しないです。
 なぜなら、家族は、一番相談しなければ、されなければという立場にあるのですが、「仕事で疲れてたりする」からです。
 
 そううつ患者は(私も)、けっこう同じ話を何回もします。専門家でなければ聞くのは大変かもと思うのです。
 私も以前は仕事でクタクタの家族が帰ってきてから、夜、自分の悩み事相談をしてました。逆の立場だったら、かなり消耗しますよね。

 今は相談するのはカウンセラーにしていますし、ノーチラス会の電話相談もあるし、それで解決できるようになりました。

 



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