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誰のことも支えない自分でいたい(アダルトチルドレン/共依存について)

2023.9.20の再掲です。
 以前の記事で、「うつ(鬱)気味の知人」と書きました。実は私は誰のことも支えたくはないんです。それは、大学に入りひどい鬱状態になって「どうも自分はアダルトチルドレンで共依存のようだ」と思うようになったことから始まります。斎藤学(さとる)さんや信田さよ子さんの本を何冊も読みました。
 
 「共依存」というのは、自分だけで解決するのはすごく大変なシロモノでした。「共依存」「アダルトチルドレン」という言葉を知り、逆に、壁にぶつかって身動きが取れなくなってしまったのです。「私は共依存だ(アダルトチルドレンだ)、じゃぁそれを解決すればいい!」と頑張っても、日常の苦しさは変わりませんでした。

共依存は「いつの間にか」やってるんです。
気づいたらやってるんです。

誰かのお姉さんの役。誰かを支える役。親のグチを聞く役。親をなぐさめる役。周りの人を笑わせるおどけ役。

この「いつの間にかやっている」をやめるために、別に「共依存」を「全部」解決できなくてもいいと私は今は思っています。

できることがいくつかあって、
①「気づいたらやめる」
 
それでいいじゃないですか。
②「ちょっとでいいので距離を取る」
 
自分のことは責めないで、何なら仮病を使っても離れる。会わない。連絡頻度を少なくする。
③「断る」
 
断る体験は怖いですが、何もかも引き受けなくてもいいのです。

パーフェクトにできなくてもちょっとずつやっていくと、自分にも耐性が尽くし、そのうち「共依存」「アダルトチルドレン」の言葉もあまり気にならなくなるような気がします。


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