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よくなるってどういうことだろう?(双極症)

 「躁ってなんだろう?」の記事を書いたときから「双極症がよくなるとはなんだろう」と考えていました。ネットには双極症でも働いていらっしゃる方の記事も多く、それを読んでみるのもいいのかなと思っていました。
 
 「さくらこころのクリニック」のブログも読んでみたら、以下のように書いてありました。

寛解には「部分寛解」「完全寛解」があり、その言葉の定義は、
部分寛解:かつて双極症の診断基準をすべて満たしていたが、過去2か月は一部の症状が残るのみ
完全寛解:かつて双極症の診断基準をすべて満たしていたが、過去2か月は診断基準のいずれも満たさない

さらには、気分症状がまったく無くなったとしても、病気以前の状態に比べて機能が低下した状態に陥っているなら、それは「完治」と呼びがたいとも思います。

★「期間が2か月」短い期間で、一部症状が残っても「部分寛解」なのだということは驚きでした。
★「機能が低下した状態」
 長い間治療をしていると、更年期や老化の問題も入ってきて、機能は低下しても仕方ないと思うのです。「病気以前の状態」に比べられるのは困るなぁと。(病気以前だと私は20代です。)これはドクターにも聞いてみたいです。

精神疾患の回復の基本は、「今持っているカードで病気に立ち向かう・症状をコントロールしていく」ことです。未来に希望は抱きつつも、今は現状で日々できることをコツコツと積み上げていきましょう。

 私がさくら先生っていいなと思うのは、こういう現実的なところです。現状コツコツですね。





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