vol.6「クラウドファンディング終了!ありがとうございました!」
こんにちは、共同代表 すずかとやまだいです!
本記事は特別編。9月12日から10月21日まで開催していましたクラウドファンディングが無事成立しました。ありがとうございました!
※この投稿は、ポッドキャストでの収録の文字起こしをベースにしています。
◆クラファンが終了して◆
山本: クラファンが終了して数日経ちましたが、本当に良かった。本当にこれほどの多くの方々に応援していただけたのかと。僕は嬉しさでいっぱいです。
中村:本当に。正直達成できるのかなっていう思いがあって。心配しかなかったので。本当に達成できたことに驚きも隠せないし。お金が集まったと言うのはもちろんですが、それ以上に応援をしていただける方がこんなに多いんだなと。想像より注目を集めてるなって思うことにちょっとプレッシャーを感じながら期待も感じています。
◇伸び悩んだ4週間◇
山本:record 1.5を立ち上げてローンチをして、クラウドファンディングを始めたのが、9月12日でした。それから1ヶ月と1週間ぐらいのクラファンの期間だったのですが。最初の方はまず「そもそもrecord 1.5ってなんだろう?」というところから始まりました。
中村:お陰で最初数日は順調に伸びていたのですが途中から心配しかしなくなりましたよね。
山本:そうですね。クラファンの特性上、クラファン開始時と最後は盛り上がるというのがあります。最初の2日3日ぐらいは多くの方がこのクラファンのページに来てくださっていたのですが、それから多分1〜2週間は横ばいなんですよね。
中村:ええ。管理者が観れるグラフがあるんです。今きっとやまだいは見てると思うんだけど。本当に達成するっていうグラフの伸び方ではなかったので途中焦りましたよね。
山本:その状態で10月に突入していくという感じだったので。既に応援して下さっていた方は「これは絶対無理じゃないか」って思われていましたね。10月8日9日の週末あたりから、段々とクラファンページに訪問してくださる方も、それから支援金額も若干ですが伸びました。おそらく最初はまだSNSのコンテンツも少ない中でのクラウドファンディング開始だったのが、ようやくコンテンツが増えプロジェクトの目的が皆さんに伝わり出したというのと徐々にメディア露出も増えていった時期です。
中村:でしたね。はい。もうバタバタすぎて私はあんまり記憶がないです。
山本:ですけど、残り2週間の時点でガーッと一気に伸びていかないと本当にクラウドファンディングが達成しないだろうっていう中で、それでもあんまり急激に伸びるっていうことがなく、残り1週間を迎えるんですね。
中村:はい。ですね。
山本:ですけどね。残り1週間ですよね。凄かった本当に。
中村:いや本当に。支援金額が伸びていって、知り合いではない方々に支援していただける素晴らしさを知って、顔が見えないって不思議な感覚だなってすごい思ってました。
◇ラストスパートから達成の瞬間◇
山本:最後の1週間についてです。今回僕たちのことを元々知らなかった方も含めて、特にツイッター上でたくさんの方が拡散して下さりました。終盤の方で津田大介さんがやっているポリタスTVというところに出させていただいたりとか。
あとはすずかと僕でTwitterスペースを開いたりとか。いろんなタイミングがたまたま重なっていって、一気に僕たちの思いを聞いてくださる方の母数が増えました。賛同してくださる方が爆発的に増えたのは本当に何ていうか、本当に信じられないことで結果的に458人。こう至ったのは支援だけでなく、拡散して下さった皆さんのおかげですし、一人一人僕たちのこのプロジェクトに期待を込めて入れてくださったのは本当に僕は勇気が湧くというか。本当にこのプロジェクトを立ち上げてよかったなと。スタートラインに立てるんだなっていう喜びでいっぱいです。
中村:ありがとうございます。
山本:支援総金額が672万9000円。達成率が103%となっております。
中村:結構ギリギリだったね。
山本:ギリギリではあるんだけども、最終日21日ではなく、前日10月20日の時点で100%達成をしました。僕はその時インスタライブ中だったんですけど。
中村:私は授業中だったんですけどね。
山本:はい、すずかは授業中です。
中村:その日、私は発表で資料をまとめるのに精一杯でした。金額がどんどん上がっていると知りつつも「いや、私は資料まとめなきゃ。」と思いながら複雑な思いでした。ゼミの発表が終わったらいつの間にか達成。本当は盛大に感動するシーンを迎えたかったのに1人で静かに喜ぶっていう形だったので嬉しく複雑な心持ちでした。
山本:そうですね。ちなみに直後に僕とすずかでインスタライブを少しだけしています。アーカイブも残っているので、その100%達成の瞬間ではないけれども、直後の歓喜している2人はぜひそこで見てくださいね。
中村:泣いて笑ってすごい感情の起伏が激しい感じになっております。すみません(笑)
◇達成の要因◇
山本:僕たちは最悪クラウドファンディングが達成できなくても、「何としてでもこのCOPプロジェクトをやるんだ」って思いでいました。でも僕たち2人以外にもプロジェクトを支えてくれてるメンバーが居る状況で、結局お金が必要になってしまうっていう壁が大きかったです。僕たちに限らず何かアクションをする時にこれだけたくさんの応援をいただけると言うのは、「社会問題に取り組んでいく」事へ価値が認められた事例になりました。
また、最初の方は気候危機に取り組む新しい団体ができたという認識で、立ち上げ資金を応援しようという広がり方をしました。そこからこのプロジェクトの「やりたい事」の複雑さが徐々に伝わり出しました。それが一言で伝えることのできない問題提起なんですよね。
中村:いや、間違いない。
山本:何度も想いを届けている中で皆さんの中でもゆっくり咀嚼されるというか。ゆっくりと認識が広がっていった。理解に繋がったのかな。最後、一気にそれが実った感じがしました。
中村:この『話してみないとわからない』っていうのは間違いなくて、何人か友人には「何やってるの?」と聞かれました。当初、record 1.5の意義が理解されてないなと感じている事例です。でも、例えば私たちを取材してくれる記者さん。私たちが伝えれば伝えるほど記者さんたちが盛り上がっていったみたいな事がありました。そこからやっぱりこれは本当に丁寧に伝えなきゃいけないんだなという思いが強くなりました。言葉選びの難しさもですが、何度も話せば伝わるということはあったので。そういうところも今後もみなさんに発信していけたらなっていう思いが強くなりました。
山本:そうですね。やっぱり文字上でも伝えるのが難しい分量。そして僕たち自身もまとまりきれていない説明の仕方でした。僕たちもプロジェクトを説明するたびにちょっとずつ色が変わっていった。それはやはりドキュメンタリー映像を撮る意義が一辺倒ではなく、いろんな側面にあるということ。それがなんとも言葉に形容しがたいからこそ毎回試行錯誤でいろんなところで話す。それを何度も見てくださって。プロジェクトをこういう解釈もできるし、こんな所にも解釈があるんだという。そのどこかで共感できる部分が一つでもある方がこのプロジェクトに興味を持つという流れでした。
◆COPプロジェクトに向けて◆
山本:では、最後にそれぞれ一言ずつ。このクラファンを終えてみて。それから、渡航も間もなくです。
中村:いや、なんか実感ない正直。はい。私から最後に一言。まず皆さん本当に本当にありがとうございました。感謝をしてもしきれません。礼も過ぎれば無礼になると言いますけれど、無礼になっても構わないというほどお礼をしたい気分です。
record 1.5はこれからが始まりですが、皆さんとこのクラウドファンディングを通じてお会いできたこと。今後も引き続きrecord 1.5は平均気温上昇が1.5度までに記憶するのですが、きっとその先も続いていくであろうこの未来をどう描くのかを、皆さん自身で考えながら、そこにいる人々を大切にしながら向き合っていくメディアであってほしいなと実感しました。そこに皆さんが1人1人が存在してるんだなと。顔は見えなかったですけど皆さんのおかげですごく心温かになったクラウドファンディングでした。
皆さんにはドキュメンタリーを今後も発信をしていくのでそちらに注目お願いいたします。ありがとうございました。はい、やまだい。どうぞ。
山本:はい。本当に何て言うか、僕このクラウドファンディングの統括をやっていたんですけど。本当に僕の力不足だなって途中何度も感じながら、それでも僕たちの不器用な発信にも耳を傾けて、プロジェクトページを読んでくださって、リターンを選んでくださった。その様な方々がもう400人以上いることに本当に救われています。これからドキュメンタリーを撮るという事が本題なわけなんですが、この僕たちの今回のクラファンを通した問題提起も含めてrecord 1.5の活動だなと感じました。「こういうところに気づきがあるはずだよね」ということをこの1ヶ月間で少しでも届けられたのかなっていうふうに思うと、このrecord 1.5のプロジェクトはもう前に進んでいるなと感じています。11月4日に僕たちは出国します。22日に帰ってきて。約18日間。COPへ行く事への責任も義務。いろんなもの。支援者の皆さんの気持ちも背負って行っていきたいなとも思っています。今後ともぜひよろしくお願いします。まずはドキュメンタリーを楽しみにしていてください。
中村:はい、ありがとうございます。きっとこれから出国までもバタバタするとは思いますが、気をつけて、安全第一で行ってこようと思います。頑張りましょう、やまだいさん。
山本:はい、頑張りましょう。
◆お知らせ◆
record 1.5は11月4日の夜に日本を出国し約18日間、エジプトのシャルム・エル・シェイクにてCOP27とその関連する現地の様子の取材・ドキュメンタリー映像制作を行います。帰国後、映像の編集を行い2023年にドキュメンタリー映像は公開予定です。
帰国は11月22日となります。ご関係者様、恐れ入りますが期間中ご連絡が遅くなる場合がございます。ご了承ください。
また、現地での情報発信・メディア出演も行う予定です。record 1.5各SNSやクルーの発信もご注目ください。
(Text、編集:井上知春)
◆更新状況◆
2022/11/4:公開しました。
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