Vtuberを脅かす同接バグについて

2021年1月22日 12:15

最近、vtuberの同接が全体的に減っていると少し話題になっています。
https://twitter.com/hourei_1010/status/1349566367154913283?s=20

今回はその現象について詳しく調べ、色々まとめてみました！

(一部筆者の想像も入っているのであくまで参考程度に…！)

1．いつ発生したの？

事の発端は昨年12月3日11:45頃、所属事務所問わず複数のvtuberの間で同接が急減したことに始まります。

最初は単なるyoutube側の一時的な不具合だと考えられていました…が、
この件以来ほとんどのVtuberの同接が減少してしまったんですよね…

Vをよく見てる方ならこのあたりから違和感に気付いたのではないでしょうか？

その名の通り、｢アーカイブ再生回数、高評価は12月3日以前と変わりなく、同接だけが減少する｣バグのことです。

ほとんどのvtuberが同現象になっていると思いますが、今回はそれが特に顕著なホロライブ所属メンバーを一例に挙げたいと思います。

上がバグ以前、下がバグ以降の比較になります。配信時間、ライブ終了時の視聴回数に変動がないにも関わらず、同接だけが3～4割減少しているのがよくわかると思います。

おそらく皆さんが1番知りたい情報なんじゃないかなと思います。

これはバグ発生から数日後にYouTubeが出した声明です。

12月14日より不正な視聴回数を削除するに伴い同時視聴者数が減少します。

つまり…

｢何らかの理由によりvtuberリスナーの多くがYouTubeにスパム判定された｣ことが原因だと思われます。

この件について調べてくれている人がいたので載せておきます。

噂になっているyoutubeの同接バグ
スパム判定されたアカウントは同接に反映されないが再生数にはカウントされる画像は限定公開で配信して別のアカウントで視聴した結果
concurrentViewers:同時視聴者数
viewCount:再生数

concurrentViewersは配信者自身もカウントされるため必ず1以上になるちなみに配信が始まる前の待機人数はスパム判定されたアカウントもカウントされる
配信が始まった瞬間その人達は一掃されます

プログラムを組んで検証してるあたり、間違いなさそうですね！

結論から言うとわかりませんでした… しかし、噂されている様々な説を検証してみたので結果を載せておきます。

▪アドブロ(広告ブロックアプリ)説待機所にすらカウントされなかったので関係なさそうです。そもそも利用者が弾かれるようになったならvtuber以外の配信者も同接が減少していないとおかしいですが、特にそういった報告は見られません。

▪副窓説実際ツールを使ってみましたが双方カウントされました。被りが少ない時間帯(平日午前～夕方)に配信している方でも同様に減少しているので関係なさそうですね。

▪コメント、スタンプ連投説主に歌枠や待機所などで連投されるコメントやメンバースタンプがyoutubeのAIに引っかかるんじゃないかという説ですね。筆者も正常なアカウントで一日中連投を試みましたが、残念ながらスパムアカウントにはなりませんでした… (貴重な休日を返せ(҂ ｰ̀дｰ́ )…)

▪通報説中国人が腹いせにホロライブリスナーを大量通報したせいでスパムにされたという噂ですが、ありえないですね。第一彼らがYouTubeの不具合を事前に予測出来たとは思えませんし、仮に本当だとしたら今頃ホロライブの同接は0に近くなっているはずです。

▪本当に水増ししていた説これもありえないですね。単一事務所のみならまだしも、ほぼ全てのvtuberに減少が見られるので…

結局謎は深まるばかり…Vtuberの中でも男性vにほとんど影響が見られなかったり、ホロENをはじめ海外勢の減少値が大きかったりと、やはりリスナー層に関連性がありそうなのですが…

その他何か気付いた方がおられればコメント欄で教えて頂けると幸いです！

はっきり言いますが｢ない｣です。

リスナーはもし仮に自分がスパムアカウント(同接0の配信視聴で確認可能)ならばアカウント作り直すしか手立てはなさそうですね…

後はYouTubeに問い合わせるくらいでしょうか。実際Twitterで@TeamYouTube宛に質問すると返答してくれるらしいので筆者も試してみました。

この質問に対する返答がこちら↓

う～ん…直す気0！どうしようもないですね！

調査の結果、確かにバグと呼ばれる存在は認知できたものの、報告が少ないせいか現状、YouTube的には仕様変更として片付けられてしまっているみたいです。

実際にバグの影響を受け、同接が減少しているvtuberの方々は、上記の通り@TeamYouTube宛に被害を報告するか、フィードバックやクリエイターサポートチームに問い合わせた方がよいかもしれませんね！

(修正される確率は限りなく低そうですが…)

以上です！