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「コロナ離婚」の実態。コロナが夫婦の関係に与えた意外な影響とは?

私たちの生活に大きな影響を与え続けている新型コロナウイルス。

結婚生活においても例外ではありません。コロナの影響による生活の変化が原因で離婚するケースを指す「コロナ離婚」という言葉も、トレンドワードに上がることもありました。

コロナで在宅の時間が増えたことで、今まで見えていなかった夫婦の価値観のズレや、相手に対する不満が溜まっていったことが原因と言われています。

年間20万組、約3人に1人が離婚をしていると言われる日本ですが、実際にコロナが夫婦関係に与えている影響や「コロナ離婚」の割合はどれくらいなのでしょうか。


コロナ禍で離婚数はどう変化した?

中国やロシア、スイスなどではコロナ禍のロックダウンをきっかけに、離婚や別居の申請数が増加していることが発表されていますが、日本も同じように増加傾向にあるのでしょうか。

参照元:厚生労働省

厚生労働省の人口動態統計によると、令和2年(2020年)の年間離婚件数は19万3251件となっており、新型コロナウイルスが流行するより以前の前年(2019年)よりも1万5245件減少し、減少率は7.3%となっています。

「コロナ離婚」がトレンドワードになっているのにもかかわらず、実はコロナが原因で離婚の件数が増えたという事実はなかったのです。

コロナ禍での夫婦関係は76%が良くなったと回答

では、実際に結婚生活を送っている人たちはどのように感じているのでしょうか。

Yahoo!ニュースによると、日本では意外にも「悪くなった」と感じる人は24%にとどまり、本当に夫婦仲が悪くなったと感じている人は全体の6%しかいないことが判明しました。

約76%の人が「よくなった」と感じているとのこと。「コロナ離婚」という言葉が生まれたとは思えないほど穏やかな結果ですよね。

よくなったと答えた人の声としてはこちら!
「在宅勤務になったことで、夫婦の会話が増えた」
「一緒に過ごす時間が増え、お互いの考えを理解できるようになった」
「時間的余裕ができて育児に協力できるようになった」

時間的にも余裕ができて、夫婦間、家族間のコミュニケーションが増えたことで関係が良好になったようです。

わずかに挙げられた「悪くなった」理由として、
「一緒にいる時間が長くなり口論が絶えなくなった」
「もともと仲が悪かったが、相手のダメな部分が見えてさらに悪化した」
といったものがあったようです。

最後に

意外にもコロナ禍で夫婦関係が良好になった人の方が多い結果でしたね。

しかし、「コロナ離婚」という言葉が生まれた背景として、コロナが原因で結婚生活が苦しくなった方がいらっしゃることも事実です。結婚生活が上手く行っていないことに引け目を感じる必要はありません。

コロナの影響で人との接触が減っている現代ですが、ひとりで抱え込まずに、苦しくなったときは離婚カウンセラーなどに相談しましょう。

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