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緊張と上手く付き合おう

本日は、緊張と上手く付き合う方法についてお伝えさせていただきます。

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女性ファッション誌『non-no 2021年1月号』にて特集が組まれました。
※画像については、non-no編集部様より承諾を得て掲載しております。

就活中の弱ったメンタル、どうすれば乗り越えられるの?」と題して、就活中の様々なお悩みに、リコレクト所属の中村果生莉トレーナーがお答えしております。

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就活中の方でなくても参考になる部分があるので、是非チェックしてみてください。

さて、本日はそんな就活中のメンタルに因んで、実際にリコレクトでトレーニングを行った受験生の方を例に、緊張と上手く付き合う方法についてお伝えさせていただきます。

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受験生の例

受験の筆記試験や面接になると、緊張して頭が真っ白になり、いつものような自分ではなくなります。

以前、受験生の方からこのようなお悩みをいただきました。

緊張状態でいつもの力が発揮できなくなった経験は誰にでもあると思います。では、緊張した場面でも結果を出すにはどうしたらよいのでしょうか?

緊張を克服するために行う3ステップをご紹介させていただきます。

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Step1: 感情に気づく力をつける

はじめに、緊張のメカニズムについて迫ります。

『いい結果を残したい』
『人に評価される』
『人に見られている』

このような場面で緊張を感じたことはないでしょうか。
誰でも緊張はしますし、緊張は勝手にするものです。

よく思われたいという『感情』と緊張しないようにしようという『思考』の不一致がストレスの原因となり、更に緊張を助長させます。

自分自身の感情に気づくことで、感情と思考の不一致を和らげることができます。例えば、その方法として自分の感情を日々書き出すトレーニングも効果的です。

Step2: 緊張を評価しない

『緊張=ダメなもの』でしょうか。
緊張は自然な心の反応です。

Step1でお伝えしましたが、緊張は勝手にするものです。
緊張をなくすのではなく、緊張しているから出来ない。上手く行かない。
と緊張の評価をしないようにします。

Step3: 緊張を持ったまま行動する

緊張を持ったまま行動するとはどういうことでしょうか。
本番で実力が発揮できない方の多くが、緊張をなくすことが目標に変わり、本来の目標が疎かになってしまっています。

感情 → 緊張
思考 → 落ち着こうとする
行動 → 落ち着いて行動しようとする
結果 → ☓

緊張を評価しないことで、緊張していても結果を出すことが目標になります。

感情 → 緊張
思考 → 緊張を受け入れる
行動 → そのまま行動する
結果 → ○

それには緊張の経験(自己肯定感を積み重ねる)を積むことが大切です。
緊張した自分にでも出来ることをOKラインに設定し、緊張しても出来るという成功体験を積んでいきます。

リコレクトのトレーナーたちは、1人1人に寄り添ったOKラインを設定するお手伝いをさせていただいております。OKラインメンタルトレーニングについては、こちらのnoteをご覧ください。

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起こり得る最悪な「こと」を想定する

受験生の例に戻ります。

受験の筆記試験や面接になると、緊張して頭が真っ白になり、いつものような自分ではなくなります。

受験生には、起こり得る最悪なことを想定してもらいました。

対策をしていない質問が出て答えられない

その時の感情は、

焦り、緊張、プレッシャー

最悪なことが発生した場合の「行動」を考えてみる

次に、この時の自分の行動を考えてみましょう。
緊張していても確実にできるレベルのものを考えてみてください。

一息入れてから考え、ゆっくりと話す。
わからないものは素直に「わからない」という。

イメージトレーニングを繰り返す

悪いイメージトレーニングを活用し、頭の中でシミュレーションをすることで、感情行動の準備をします。それにより想定外なことが起きても、心に余裕が生まれます。

緊張の経験を積み重ねる

実際に緊張する場面を作り出すことも効果的なトレーニングです。
最後に、OKラインを設定した例を紹介します。

大学の友だちと面接の練習をする
OKライン → 噛まずに自己PR、志望動機を伝える。
大学の就職課に、模擬面接を行なってもらう
OKライン →  相手の目を見てゆっくり伝える。
インターンシップの面接を受けてみる
OKライン → 最初の挨拶を大きな声で言う。

まとめ

1. 緊張を克服するために行う3ステップを思い出す
2. 緊張する場面を想定し、イメージトレーニングを行う

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最後までご覧いただき、ありがとうございました。
少しでも悩みを抱えている方のお役に立てますように。
今後ともリコレクト公式noteをよろしくお願いいたします。

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