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焦りを深める原因とは?焦らない人との違いって?

どんな人でも焦りを感じることがあります。

・プレゼンテーションを成功させたいとき
・仕事の納期がギリギリのとき
・職場で自分だけ営業成績が伸びないとき

焦りながらもうまく動ける人とそうでない人

焦りを感じるシチュエーションや度合いは様々ですが、私達が焦りを経験しないで生きていくことは不可能です。
そんな中、焦りながらもうまく動ける人とそうでない人がいます。

一体この差はどこにあるのでしょうか?

焦ってうまく動けない人

焦ってうまく動けない人の特徴の1つとして、他人からの評価を意識しすぎているという傾向があります。

・取引先への営業や上司との会話に緊張し、何を話して良いかわからなくなる
・同期入社の同僚が営業成績トップになったにもかかわらず、自分の成績はなかなか伸びない
・30歳半ばにして友人や後輩まで結婚していく中、自分には恋人もできない

どれも他人を意識し、他人と自分を比較しているという点で共通しています。

先ほどの3つの例でいうと、次のような心理が見えてくるでしょう。

・つまらない人間だと思われるかもしれない
・同期と比較されて自分の存在を会社の中で下に見られたくない
・恋人がいないなんて寂しい人だと思われてしまう

自分の中ではなく、自分の外に評価の基準があるので、上手く行ったという実感をなかなか持てないままになります。

例えば、営業で1件の成約を得たとしても「同僚は3件成約している」「先輩は5件成約している」というように、他人の成果と比較して「自分はやっぱりダメだ...」と落ち込んでしまう。
そして「すぐに同僚には追いつかなければ」「早く評価されるように頑張らなければ」と焦りを深めてしまう原因にも繋がります。

焦ってもうまく動ける人

では、焦ってもうまく動ける人はどのようなマインドを持っているのでしょうか?

それは、何事も自分で決めた基準で判断できるというマインドです。

例えば、どうしても成功したいプレゼンテーションの場面で、流暢に話さなければいけないのでしょうか?すべての人にウケないといけないのでしょうか?
それらは、本質的な目的とは関係ない部分での評価に囚われていないでしょうか。

焦ってもうまく動ける人になるには、こうした他人からの評価や常識に惑わされないようにする必要があります。
そして、自分の判断で自分にあった目標を立てて実現していくことを考えます。

焦ってもうまく動ける人のマインド
・面白いことは言えないから、正確に伝えるべきことだけ伝えよう
・全員に理解してもらうことは不可能に近いけど、全体の10%の人に理解してもらえるだけでも価値はあるだろう
・滑舌が悪いのはわかっているから、少しゆっくり滑らかに話してみよう

反対に、焦ってうまく動けない人の場合、人目や常識に囚われて評価を気にするというマインドです。

焦ってうまく動けない人のマインド
・話しがうまい人だと思われたい
・面白いことを言って、笑わせて人気者になりたい
・仕事が出来る人間だとアピールしたい

というように、他人によく思われたいという欲求に振り回されてしまいます。これは「目の前の人に伝えるべきことを伝える」という本来の目標とは無関係であり「仕事ができると思われるかどうか」などといった、他人からの評価や常識を意識しすぎている状態です。

まとめ

どんな時も人目を気にして評価ばかりに囚われすぎると、判断基準もブレてしまい、焦りも深まります。
自分自身の判断で、今の自分にあった目標を立てて実現していく事がとても大切です。

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最後までご覧いただき、ありがとうございました。
少しでも悩みを抱えている方のお役に立てますように。
今後ともリコレクト公式noteをよろしくお願いいたします。

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