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第1回 『自分の声に耳を傾ける』 part1 【自分を好きになる10の習慣】


【自分を好きになる10の習慣】というお題で全部で10個のテーマについてリコレクト所属のトレーナーに解説していただきます。

第1回『自分の声に耳を傾ける』part1
第2回『自分の思考と行動のクセを知る』
第3回『ありのままの自分を受け入れる』
第4回『自分の「欲求」を追求する』
第5回『現実と理想のギャップを把握する』
第6回『コントロールできるものに意識を向ける』
第7回『「完璧な自分」を求めすぎない』
第8回『出来たことに目を向ける』
第9回『ポジティブシンキングをやめてみる』
第10回『行動を止めない』

各テーマに対してのアプローチ方法、解決の手助けになる方法などをお届けしていきます。

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第1回 『自分の声に耳を傾ける』

こちらのテーマについて、リコレクト所属の江口 泰弘トレーナーよりアプローチ方法を解説していただきます。

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『自分の声に耳を傾ける』

生きていると、他人に迎合しないといけなかったり、色んな状況やタイミングを忖度し「〜しなければいけない」「〜すべきだ」と考え、行動が制限される場面があります。
社会や組織の中で本当はこうしたいのに我慢したり、同調することは、必要なことでもありますね。

常に、何でも自分のやりたいように振る舞うような社会性が無いのはいただけませんが、もし「〜すべき」と思い過ぎることで葛藤を感じているなら要注意です。
もしかすると本能ではやりたくないのに、誰かの求めることを優先して行っていたり、会社が評価するような理想像を演じていたり、ということがあるかも知れません。

自分がどんな感情を抱いているのか気づいてあげる

その葛藤に伴うストレスから生じるマイナス感情を、ただ抑圧し続けることは健康的とは言えませんね。
その時どんな感情を抱いているのかちゃんと気づいてあげることが大切です。

たまには立ち止まって、「今イライラしているな」「不安を感じているな」「嫌悪感を持っているな」と自分の感情に耳を傾けてみてください。
その上で「自分はこうしたい」「自分にとって心地よい」ことに意識を向けてみます。

例えば、イライラしていると感じたらこういう風に自分にしてあげたら楽になる、ということがあると思います。
私の場合は、歩くこと、美味しいものを食べること、子どもと体を動かして遊ぶこと、がイライラした時やストレスを感じている時の三大心地の良い過ごし方です。

もしこう感じたら、これをする というのを書き出すのも良い方法です。
それを実践してみて、良かったら続ける。イマイチだったなら他のやってみたいことを書き出してみて、次の機会に行動すると良いでしょう。

からだの声をきく、ボディスキャン

また、今回のテーマは "心の声をきく" ですが、からだの声をきく、ボディスキャン という方法があります。
まさに CTスキャン のように、自身のからだをスキャンしていくのです。
その手順は、

寝た状態や、楽に座って目をつぶります。
つま先から足首→ふくらはぎ、スネ→膝、太もも→脚の付け根、骨盤→腹、背中→胸、首
あるいは、手の指先から手首、前腕→肘、上腕→肩
唇、目→おでこ、頭頂や後頭部を観察し、各からだの部位に意識を順にゆっくり穏やかに向けていきます。
その中で、何だか違和感があるな、少し重い感じがするな、という場合もあれば、明らかに痛みとして知覚する箇所もあるかも知れません。
痛みが慢性化する前にこのように気づいてあげると、からだに対するケアに意識が向いたり、即時的にからだが楽に感じたりします。

からだと心はつながっていますから、このボディスキャンように自分のからだの感覚を内観することでからだ・心からの発信をキャッチし、自己を客観視することができます。
私たちは周囲に降り注ぐ情報に振り回され、「こうしないといけない」と自己の欲求に気づかなかったり抑圧し、外的なものばかりに意識を取られています。
ぜひ寝る前や起床時に、3分でも良いですからこのような自身の内なる声に耳を傾ける時間をつくってみてください。

私たちそれぞれのストーリーは、他の誰でもなく私たち自身にしか歩めないことを時々思い出し、自身がやりたいこと、心地よいことにも意識を向けてみませんか?

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最後までご覧いただきありがとうございました。

少しでも悩みを抱えている方のお役に立てますように。
今後ともリコレクト公式noteをよろしくお願いいたします。

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