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チェスのレシピ(4) チェスでまずスコア1000点超えを目指す人のために

前回はやや極端ではあるもののたまに出会う出だしの局面をご紹介しました。

わずか一手しか指していないのに黒があっという間に劣勢になってしまいました。

これはちょっと極端な例でしたが、いかにチェスにおける序盤の指し手が重要かを理解いただけたのではないかと思います。

今回は、おそらく多くの人がちょくちょく出会う序盤の局面です。

黒の手番です。次の一手を考えてみましょう。

チェスは白が緩手や悪手を指さない限り序盤で黒が優位に立つ手筋は、例外はあるものの、基本的には存在しません。

そんなわけで、チェスは黒で勝つことがとても難しいゲームです。

ただ、序盤の出だし次第では黒が優位を重ねる手段もあります。

それが上の局面です。

ここで適切な手を指すことができれば、次の手からは白が最善手を差し続けても黒の優位が少しずつ広がっていきます。

解答と説明は次回。お楽しみに!


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