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リセラノヒトVOL.2 平田綾香

ドクターリセラまつもとです。
〈リセラノヒト〉2 人目は、入社3年で係長からグループ会社、【ヒューマンウェルフェア 株式会社代表取締役社長】に、35歳*の若さで就任された女性社長、プライベートでは、15歳・10歳のお嬢様と、10か月の息子さん*3人を育てるパワフルママ、平田綾香さんをご紹介します!
社長就任決定時の年齢
*2023年7月現在

【あたりまえを、すべてのひとに】

を、企業理念に、そしてVISIONは【公共的未来像】と、掲げる平田さん。
社員からの信頼も熱く、平田さんを表す言葉は
【情熱&努力家】
お話していると「一緒にチャレンジしたくなる」不思議な魅力のある方です。

ヒューマンウェルフェア 株式会社とは

2021年3月設立、ヒューマンウェルフェア株式会社
事業領域は、
・デイサービス事業(機能訓練専門デイサービス きたえる~む*FC)
・居宅介護支援事業(ケアプランセンター スマイル)

行動指針(バリュー)として、
〈真摯であるか・誠実であるか・情熱(狂)はあるか〉を、従業員が意思決定の軸にしているそうです。

家族よりも近しい存在を目指して

チーム平田が素晴らしいと感じたのは、ドクターリセラグループ全従業員が参加する、月初朝礼にて発表し、企業理念(VISION/公共的未来像)を感じる、ご利用者A様とのストーリーを紹介します。

デイサービスに来ることをいつも楽しみにされていたAさん、ある時お休みが続き、ご家族様にご連絡すると、
「父は余命2年と宣告されました、デイサービスに通うことは、家族のサポート含め難しい状況になった…」と、

その状況を聞いた、デイサービスメンバーは、すぐにMTGをし、
「自分の家族だったらどうしてあげたいか?」
を、全員で話し合い、
「Aさん宅へ我々が伺い、訪問リハビリをする✊」と、決めたそうです。

介護職に就かれている方は、その大変さを理解できると思いますが、訪問リハビリをするのは利用者様もサポート側も様々なリスクもあるそうで、

・自宅に向かう人材確保のリスク(デイサービスの人員から確保)
・自宅リハビリで何か起きた時のリスク
・医療関係者が居ない中でのご本人の体の負担
etc.

通常なら、リスクを考えやらないことが正しいのかもしれない中で、平田さんは「よっしゃやろう!」と、すべてのリスクを代表として背負い、
〈ヒトとして一番よい選択を選んだメンバー〉を、誇りに感じたと話してました。

余命宣言の2年を超えて復帰

そこから2年、Aさんの努力と周りのあたたかいサポートで、余命2年宣告から、デイサービスへ通えるほど回復され、復帰初日にはご利用者様と施設メンバー全員でAさんの復帰記念写真を撮影📷したりして、心から喜び合ったそうです。※想いで繋がっている素敵な関係✨

介護業界で安定した未来を確保する改革

介護の世界は肉体的にも精神的にも負担が大きいことで知られており、「きつい」「汚い」「危険」「3K」などと言われ、
・人材確保すること
・利益伸ばすこと
は、とても難しい業界とされています。
一般的に介護福祉士さんは〈ご利用者様への対応は抜群でも〉
・PC作業が苦手
・営業活動が苦手
・経費管理が苦手
etc.
多くの場合、施設を運営するには、介護福祉士さん以外の人材を確保する必要があります。

平田さんは、その介護業界の当たり前を改革するために
「基本は各々の強いところで勝負したらよし!しかしそれ以上にお互いの弱いところを補い合うことで、オールプレーヤーチームになろう! 」
と、気持ちを伝え続けた結果、黒字化を達成し、今では経営方法が【きたえる〜むFC本部にも】横展開されています。

福祉事業への想いを突き動かすきっかけ

平田さんは、お母様が17歳、お父様が20歳の時に産声をあげ、3つ下に双子男の子がいる3姉弟の長女。

若くして母となり、すぐに義両親と同居され、環境の変化に気苦労の多かったであろうお母様は、長女の平田さんに【厳しく当たることや体罰もあり】幼心が何度も傷付き、3歳~5歳のころは、ご祖父母様と離れで3人で寝ていて〈とても寂しい思い〉を、していたそうです。

その様な幼少期だった平田さんが小学6年生のとき、長野冬季オリンピックで船木選手・原田選手・葛西選手のスキージャンプ🎿を〈テレビで観て感動〉し、〈スポーツの持つ力〉を感じたそうです。

中学入学時、部活を何にするか悩んでいた時、「道具を買わなくてよい競技はなにか?」と考えて、スパイクがあればできる陸上部に入部後、なんと!2か月ほどで県大会で優勝したそうです!!
※凄い才能です。。

「小学生のころから足が早かったの?」と質問したところ、
「走っている時は、ドーパミンが溢れだし全て忘れられて、夢中になって毎日、朝も夜も走っていたら県大会で優勝した🥇」と、天才かよ!とツッコミたくなる回答をいただきました。

高校受験では、ご両親に頼らず自立するために努力を重ね、スポーツ特待生として岡山県の学校で寮生活しながら陸上を続け、大学は陸上のスポーツ推薦で入学し、アルバイトで学費を稼ぎながら【福祉心理学を専攻】学びを深めていったそうです。

学生の頃の話を伺う上で、印象的だったのが、
「中学の陸上のコーチや大学の教授(大人に)良くしてもらったから、今の自分があると」と話す言葉に、平田さんの幼少期や、学生時代の経験が芯の強さに繋がっているのだと感じました。

子供を守る施設や教育事業をつくりたい

今後の大きな2つの目標は、
①働く従業員の自己実現
働く人が幸せになる会社をつくる
②尊厳が認められる社会
力のよわい弱者(こども・女性)のサポート

今後、児童福祉施設・乳児院をつくり、生活を共にしながら
【あたりまえを、すべてのひとへ】の、世界をつくりたいと話されていて、
「当たり前とは何か?」と質問すると、

・毎日温かいご飯が、あたりまえにあり
・毎日温かい布団で、毎日安心して眠り
・あたりまえに、大人の愛情を受け
・「おはよう」「お帰り」を言ってくれる人がいる

ことだと、話す平田さんの言葉に、わたし自身17歳で長女を出産した母親として〈本気で応援してあげたい〉と、心を動かされました。

平田さんの経営の師匠とは

そんな平田さんに経営について聞いた際に、経営の師匠として、お二方のエピソードを話してくれました。

・当グループのウエルネス・コーチ株式会社代表の下澤さんからは、
「右も左も判らない私に、愛のある指導をたくさんいただいて、経営スタイルと礼儀を見て真似てきた」と話され、

・当社の代表奥迫へ、経営者としての在り方を相談した際に、
「従業員が30人くらいの時は、生きるか死ぬかで、会社のようで仕組みもないから、50人くらいまでは社長の勢いで突き進むのが正解」
と、経営の大先輩として笑いながら話してくれたことが、
「自分の魂の本質の泥臭い生き方で良いのだ」
と、心が晴れやかになったそうです。

最後に

ここまでお読みくださりありがとうございました!

目のまえの事に情熱を注ぎ、
【働くメンバーとご利用者様の幸せと、介護業界のあたりまえを変革する】ために、日々愛を持って邁進しながら、
弱者になってしまう【こどもの未来を変える】ことを、一所懸命に考え突き進む、若き働くママ経営者平田さんも、チームの皆さんも素敵なので、
・介護・福祉業界で自分らしく、志高く働きたい方
・生涯、明るく自立した生活を目指す、機能訓練型きたえる~む
の、お問合せなどはこちらから👇

次回リセラノヒトも、まつもとが素敵なメンバーをご紹介いたします。

お楽しみに。
まつもとしのぶ


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