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【仕事】お心遣いを受け取るか

おはようございます。

今日の結論は「組織の中でも個人の気持ちは個人のもの」です。

▼ お心遣いをどうするか?

訪問看護をやっていると、利用者さんからお心遣いを受けることがあります。

お菓子だったり、
飲み物だったり、
日用品だったり。

施設・事業所によっては、
「お心遣いはお断りする」
と決められていることもあります。

僕は、
「お心遣いは受け取って良い」
というスタンスです。

くれぐれも、どちらかが正しい・間違っているという話ではありません。
「僕はこう考える」というだけです。

▼ 断る理由は充分か

説明するまでもありませんが、断る・受け取るそれぞれにメリット・デメリットがあります。

そのうち、断る場合の最大のデメリットは、
「利用者さんが悲しむ」だと思います。

僕は「贈り物を拒まれたり迷惑がられたりたときに、贈った方が悲しむのはお門違い。」とドライな価値観を持っているのですが、それ以上に自分の価値観を押し付けることが嫌いです。
※ 先日ここの心得違いで妻を悲しませました。

贈り物を断られて悲しむ人は悲しむんですね。
特にご高齢の方では、その傾向が高いような気がしています。

少し脱線しましたが、
「利用者さんが悲しむ以上の断る理由があるか」
が焦点だと思っています。

利用者さんが悲しむ以上の断る理由があれば、
お心遣いを受け取らないこともあります。

▼ 判断するのは誰か

先日、スタッフの一人が
「お心遣いを頂いたのですが…」
と報告してくれました。
本当に真面目で優しいスタッフです。

僕は、
お心遣いが個人に対する気持ちであるなら、
気持ちを受けとめるのは個人がいい。

と思っています。

「会社がダメだと言うからお断りします」
「会社が良いと言ったので頂戴します」
というのは、利用者さんからすると「あなたへの気持ちが届いていない」と感じると思います。

万が一お心遣いからトラブルになるようなことがあれば会社として責任をとりますが、基本的に気持ちは個人のものとしておきたいです。

経営者・マネージャーとしては二流の判断だと思いますが、僕の会社はそれで良いんです。

「組織の中でも個人の気持ちは個人のもの」という生ぬるい話でした。

最後まで読んで頂きありがとうございます。
今日も素敵な一日をお過ごしください✨

頂戴したサポートは「眼鏡オジサンになる日」を日本記念日協会に登録する費用(15万円)に充てられる可能性がありますので、ご注意ください。