更年期重度うつからわかった認知の歪み

気づいたら、
「おかしく」なってから、1年半が経過していた。

最初の頃は地獄だった。

寝たきりは半年ほどで上向き、
体力づくりと、自分がうつだと認識できるようになるのに半年。

重度の鬱というのは本当だったんだと、
自分がおかしかったんだ、と、

脳が認識するまでに1年以上が必要だったという、
なんともアホな話。

その間、自分を責め続けてきたのは事実で、
そうしないほうがいい事も、
頭では理解していても、どうにもならなかった。

頭が回らないブレインフォグというのは、
非常にやっかい。

仕事からの強迫観念とプレッシャーと
更年期の症状が入り混じった重度のうつになってみて、
やっと、自分というのが認識できてきた気がする。


今までの、自分の世界の見方が、
非常に主観的だった部分を発見したり、
巧妙に自分を騙していたり、
人を操っていたり、
巧妙に隠していたり、
誤魔化していたり。

気づけば気づくほどショックは大きい。


それを認めて、素直に進めるのであれば、
早かったと思うが、

最初の頃は、認める事もできず
自責にしかならず、
人のせいにしない分、自分ばかりを責めた。

ショックすぎて、恥ずかしすぎて、
さらに外に出られなくなった。


自分をそれだけ責めているから、
今度は人を責めたくなって。

ジャッジしまくりの口悪女に成り下がったり。

それだけ、自分を豊かにするなんてことにも
興味すら抱かなかったわけだ。


そりゃ、頭おかしい。笑

狂ってる。狂ってた。


と、認めるという段階が、
納得して踏めたのが、1年半経過した、今だった。


その間、色々な対応策を、
お金もそれなりに、かなり使って、
いろんなことも試した。

けど、ホルモン乱気流は、もうどうにもならないことがある。

どう足掻いても、もがいても、
ホルモンには勝てない。

勝負にもならない笑。


ホルモンを学ぶと、
対応策は色々あれど、
だからと言って更年期がなくなるわけではない。

更年期を克服しようと必死になってたんだけど、
それ自体を受け入れることが必要で、
無知が自分の症状を増やすんだなとも思った。


時間を無駄にした…とまた責めたくもなるが、
それすらも必然的なのだなとも。


やっと、観察ができるまでになってきた。

やっと、自分認知を俯瞰できるまでになってきた。



気づけてよかった。


いや、まじで。

このまま死ななくてよかった笑。



今日の実践

・自分の反応観察
・自分の感情の動きを観察
・とやっていたら見事に強烈な睡魔
・夜中に目覚めて日記中

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