ゴジラ全作レビュー&イラスト(15)メカゴジラの逆襲
お疲れ様ですvintageです。
ゴジラシリーズ全作レビューもようやく15作目、
昭和ゴジラの最後の作品になりました!!
このあと平成、ミレニアムとまだ先は長いっす、、、
内容、興行ともに低迷を続けてきたゴジラシリーズですが、この昭和最後の作品『メカゴジラの逆襲』で久しぶりに本多猪四郎監督が復帰したこともあり、とても良い出来だと思います
ストーリーはこんな感じ
本多猪四郎としては最後の監督作品です、以降は黒澤明に誘われて「乱」など何本か監督補佐を務めている。それだけ黒澤明は本多猪四郎監督を評価していたのでした。
60~70年代のゴジラシリーズが子供向け方向になったので結果的には子供にも大人にも受けずに観客動員は低迷。そんな中で本作では初代ゴジラのコンセプトに戻そうという強い意志を感じる。
映像面では、メカゴジラ2のフル武装攻撃など迫力はかなりアップ、使い回しも殆どないと思われます。
ゴジラの登場が逆光でかっこよかった。
ドラマ部分はサイボーグになった博士の娘の桂(藍とも子)の悲劇の愛と死いうのが後の攻殻機動隊、エヴァンゲリオン、平成ガメラなどの原型的な雰囲気もあり時代を先取りしていた感があります。
ただブラックホール第三惑星星人の造形が安っぽいのはなんとかならなかったのか、、
しかも前作では正体は緑の猿っぽい宇宙人だったはずなんだけど
今作では皮膚がどろっとした人間の顔つきなのはどうしてなんだろうか、、、そもそもこの話に宇宙人必要なの??と思いますが当時の科学技術ではサイボーグというアイディアを具現化することが難しいと思われたので宇宙人の技術が必要になったのでしょうね。
これで昭和ゴジラ15作を全部レビューしたのでランキングを付けました
1位:ゴジラ(1954)
2位:三大怪獣 地球最大の決戦(1964)
3位:メカゴジラの逆襲(1975)
まああまり捻りのない順位ですがやはり王道の路線だとこうなるかなと。全部本多猪四郎作品になったけど
福田純も全部ダメというわけではないです。
ではでは
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